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誠side
彼女のひとつに括られた髪から香るのは、
優しいシャンプーの匂い
っ、。
彼女の手が、俺の頭を撫でてくれて
俺は、君のことを抱きしめている
ただそれだけの状況を
今、ようやく
ちゃんと自分で理解をした
理解というか、……我に返った、というか。
やばい、。
一気に顔に熱が集まった気がする、
こんな顔、
栗原に見せられるわけない…。
無理だ、恥ずかしすぎる。
でも
このままこの顔を隠すことより
とんでもないことをしてしまっている事に
俺は気がついてしまったから、
この状態から
彼女を解放することが優先されて。
ちょっとだけ名残惜しくも
君の背中にまわした、腕を解いて
肩をゆっくり押すと
栗原も、ほんのり頬を赤らめていた
誠「ありがとう」
「ううん」
彼女がポニーテールを揺らしながら顔を横に振れば、ニコッとチャームポイントの笑顔が輝く
けれど、君の顔は赤いまま。
こんな炎天下の中で抱きしめたりなんかして
そりゃ、暑かったよな、
本当に申し訳ないことしちゃった、。
なんとなく気まずくなった2人の雰囲気
……だと思ったのは、俺だけみたいだ
「思いっきりやってこい！！」
俺の顔をグーでトンっと押すと
栗原は満面の笑みを浮かべる
誠「おう！」
俺の 心の底から溢れた声
そんな栗原を見れば
俺も自然と笑顔になれるんだよ
君がついてくれているなら、
俺はなんでも出来る気がするんだ
誠「行ってくるよ、栗原」
「うん、いってらっしゃい！」
そして、
その日の試合は
無事、勝利を収めた＿＿＿＿＿＿＿＿。
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まー(プロフ) - あんずさんの描写がほんとに好きで毎回キュンキュンさせられました！素敵なお話でした！！ (2019年9月1日 7時) (
レス) id: b5240094ea (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - ほんとにやばくてキュンキュンどころかギュンギュンしてます笑最後の七瀬がもうかっこよすぎて頭抱えます笑あんずさん毎回天才すぎます！ (2019年9月1日 2時) (レス) id: 004c126250 (このIDを非表示/違反報告)
冷麦(プロフ) - 毎回更新見てふるえていました…本当に唯一無二の紅一点もので楽しかったです！素敵なお話をありがとうございました！ (2019年9月1日 1時) (レス) id: 5b6161b271 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - 続きほしいです！！ (2019年9月1日 1時) (レス) id: bf17d816d6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆうりさん» ありがとうございます！今夜完結する予定ですので、ぜひお読み下されば幸いです！ありがとうございます！頑張りますね！！ (2019年8月31日 19時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時：2019年7月21日 21時
