野郎組の恋する少女

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誠「怖いなら、なんで肝試しに参加したの？」









どうにか

ゴール、ではなくて




先に、自分たちの部屋までたどり着いた俺たち









明るいところに着けば

目をうるうるにさせて
ずっと俺にしがみつく栗原が

ハッキリ自分の目に鮮明に映し出されて。









うわぁ…。


やべぇよ、俺の理性、。









栗原には、
あの後も何度か抱きつかれ

こちら側としては、
おばけどころの騒ぎじゃなくなってしまったけれど









「だって、部屋で1人の方が怖いから、」









今は


本当に、



本当に、、、やべぇ、。









誠「じゃあ、俺も残ればよかったね」









これは、

半分本当だけど、半分……ウソ。









栗原を怖がらせることは心苦しいけど


こんな可愛い姿を見ることが出来てしまったんだ、








下心に頭を支配されている俺は

栗原がお化けが苦手ということに
ほとんど感謝しかしてない、。









「いやいや、別に七瀬は悪くないよ、？」








「一条のせいだから、」



「……一生恨んでやる」









でも、そんな俺になんて気が付きもせず

涙目のままキリッとどこかを睨む君。









頼む。。。




この後も、なんとか






俺の理性、

＿＿＿＿＿＿＿＿保ってくれ……。


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