二人で一人の警察探偵

25話 席にて ページ28

陸「ただいま〜っと」ﾎﾟﾌｯ

影『お帰り、陸(´・_・`)』

陸「んぁ？どうしたんだよ？」

席に戻ると浮かない顔(文字)をしている影

影『平気。何でもない』

そう紙に書かれるが怪しい………

陸「言えば良いじゃねぇかよ。我慢なんかする必要ねぇだろ」

そんな事を言いながらも俺は少し後悔していた

陸(鹿野芽さんの話は不味かったか………)

影のトラウマは理解している………

だからこそ、あの話をするのは注意しなければいけなかったのに……

陸(しくったな……)ﾊｧｰ

陸「なぁ、ちゃんと言ってくれ。お願いだからさ。俺に出来る事はなるべくするから」

影『……実はさ(´・ω・｀)』

陸「あぁ……」

影『パフェのアイスが溶けた(´；ω；`)』

陸「……はっ？」

影『楽しみに置いといたのに……バニラアイスが溶けちまった・゜・(つД｀)・゜・』

陸「……」

影『もう１つ食べたいから奢ってくれ(^人^)』

陸「……」

影『陸(*・ｘ・)？』

陸「……ふざけんなぁあ!!紛らわしいんだよ!!クソボケぇええ!!!!」

影『り、陸！？(゜ロ゜ノ)ノ』

陸「んなもんテメェで頼め!!奢るわけねぇだろ!!」

怒鳴ってから気づいた

ここはファミリーレストラン

しかも事件が起きて俺達は容疑者(仮)

視線がビシバシ当たって痛い……

陸「っつ〜!!!………好きにしろや」

視線に耐えきれず、椅子に座る

影『よっしゃ!!サンキュー(*´ω｀*)』

陸「ガキかよ……くそっ……」ﾊｧｰ

未だに当たる視線を浴びながらマイペースな影に向かって俺は深いため息を吐いたのだった

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