107話 小部屋〜夕士side〜 ページ13
垣内「みんな、静かにして」
田代「ウッチー？」
垣内「何か…聞こえる」
田代「へ？」
垣内の言葉に、その場に居た全員が口を閉ざす
すると、上の方からボソボソと何かの声が聞こえて来た
垣内「話し声…！」
田代「やっぱりユーレイ！」
桜庭「キャアッ!!」
夕士「まさか！誰かいるだけだろ？」
琥珀「見てくるから大人しくしてろ」
田代「あっ、先生私も！」
垣内「たーこ！」
夕士「お、おい」
先生はともかく、田代まで上に向かうなんて……
なぜだか、嫌な予感がした俺は、二人の後ろについて階段を上がる
琥珀「開けるぞ」
夕士/田代「「……」」ｺｸｯ
ギィイと錆びた音を立てて扉が開く
ドアの合間から見える倉庫の中は、真っ暗だ
琥珀「ｹﾞﾎｯ！ゴホッ!!!」ﾖﾛｯ
夕士「先生？」
篠神先生が中に足を入れようとした瞬間、先生は激しく咳き込みだした
琥珀「すまない……ちょっと」
篠神先生は俯いて後ろに下がった
その顔色はかなり悪い
頭が痛むのだろうか？しきりに、こめかみの辺りを擦っている
夕士「……う」
田代「稲葉までどうしたの？大丈夫？」
一体何が？と中を覗くと、頭がクラクラしてくる
空気が重い
カビ臭いと言うか……この感じは
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かぐや(プロフ) - 最近アニメにハマって夢小説を探していました。とても面白くて思わず一気読みしてしまいました笑笑。作者様の気が向きましたら是非続きを書いていただきたいです。応援しています！！ (2022年3月1日 18時) (
レス) id: 1b33a3eded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タンゴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年1月7日 19時
