132話 妙な変化〜コナンside〜 ページ6
それから数日……体感時間にして10分程だが……
俺は幼い朔夜の様子を見ていた
分かった事は録にご飯も貰えず、周りからも家族からも疎ましがられている事
主に母親が朔夜を殴り父親は基本無視、稀に怪我の手当てをしたり、食べ物をあげたりしていた
そんなある日の朝……
スタル「……おはよ、お父さん」ムニャ
母「あら、おはよう」
母親がうっすらと笑みを浮かべ朔夜に話しかけた
スタル「お、お母さん……」
母「どうしたのよ、早くご飯食べちゃいなさい」
机の上には量こそ少ないが外国の朝御飯が置いてある
幼い朔夜はキョトンとした顔で突っ立っていた
コナン(なぜだ?なぜ急に手のひらを返したんだ?)
再び施されて朔夜は椅子に座り恐る恐る食事を取る
毒が盛ってある様子も無い
母「それ食べたら着替えなさい、出掛けるからね」
スタル「ど、どこに?」
母「楽しい場所よ」
いつもと違い優しい母親に幼い朔夜は笑顔を見せる
出掛けるのが楽しみで仕方ないのだろう
だが、俺は妙な不安を抱いていた
スタル「行ってきまーす!!」
母親に手を引かれ、父親に向かい手を振る朔夜
父「……すまない」ボソッ
有頂天に立っている幼い朔夜に父親の微かな呟きが聞こえなかった
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タンゴ(プロフ) - クロッキーさん» コメントありがとうございます!!勿体ない御言葉、ありがとうございます!! (2019年3月30日 16時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - え、待って?神作!(語彙)夢主くんがかわいいッコナンくんが夢主くんを助けようとする所に心を打たれる!なんで、こんな神作早く出会わなかったんだ!馬鹿だろ!自分!← (2019年3月26日 11時) (レス) id: 6bff0860fb (このIDを非表示/違反報告)
タンゴ(プロフ) - 海渡さん» 閲覧&コメント、ありがとうございます!!有り難いお言葉、感謝申し上げます!! (2018年1月24日 9時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
海渡(プロフ) - 天才です。 (2018年1月23日 22時) (レス) id: db6ec6fbca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年4月12日 18時