145話 尋問〜コナンside〜 ページ19
ブラックアウトしたと言っても俺が気絶した訳では無い
真っ暗な闇が辺りを覆う
少し遠くに光が現れた
それに向かって歩く
光が強くなり瞬きをすると一気に視界が変わる
朔夜は血塗れのまま元の場所……あの建物の前に立っていた
数分前に、センジョウと名乗る男と出た朔夜の居場所に
男「!!?お前!!」
中から若い男が出てきた
血塗れた朔夜を見て驚いている
朔夜はボンヤリと突っ立っていた
男「来い!!早く!!」ｸﾞｲｯ
男は朔夜の手を引き中に入る
空き部屋に朔夜を放り込むと乱雑に着ていた服を脱がす
当然、朔夜には傷一つ付いていない
男「……殺したのか？人を」
スタル「……」
男「早く答えろ!!」
スタル「……父さんに」ﾎﾞｿｯ
男「あぁ？」
スタル「……父さんに、会ったんだ……新しい家族がいたよ」
男「だからどうだって言うんだ」
スタル「……えっ？」
男「良いか、お前は道具なんだ。道具が持ち主に反抗なんかしないだろ？……お前ならそれがちゃんと理解していたと思っていたのに……残念だよ」ﾊｧｰ
スタル「……僕は人間だよ……血が通ってるし……それに」
男「とにかく、処分は受けろ……酷い損失だ」ﾁｯ
スタル「処分って？」
男「お前はもう使えないって事だ」
男は冷たく言い放ち朔夜を地下室に連れて行った
地下室……そこは一言で言うと地獄の場所だった
146話 閉ざされた〜コナンside〜→←144話 初めての〜コナンside〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タンゴ(プロフ) - クロッキーさん» コメントありがとうございます!!勿体ない御言葉、ありがとうございます!! (2019年3月30日 16時) (
レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
クロッキー(プロフ) - え、待って？神作！(語彙)夢主くんがかわいいｯコナンくんが夢主くんを助けようとする所に心を打たれる！なんで、こんな神作早く出会わなかったんだ！馬鹿だろ！自分！← (2019年3月26日 11時) (レス) id: 6bff0860fb (このIDを非表示/違反報告)
タンゴ(プロフ) - 海渡さん» 閲覧&コメント、ありがとうございます!!有り難いお言葉、感謝申し上げます!! (2018年1月24日 9時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
海渡(プロフ) - 天才です。 (2018年1月23日 22時) (レス) id: db6ec6fbca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タンゴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年4月12日 18時
