25話 秘密でね?〜NOside〜 ページ26
マリー「……借りる……蛇?」
借りる蛇「うん、そう。借りる蛇……彼に憑いた蛇だよ」
マリー「こ、暦君は?」
借りる蛇「もうすぐ起きてくるんじゃない?ボク眠いし」
マリー「……良かった」ホッ
借りる蛇「あぁ、この事はナイショでね?彼にも、皆にも」
マリー「……なんで?」
借りる蛇「ん〜、理由は今は言えないな……女王達が彼の事を理解したら教えてあげる」
マリー「……暦君の事?」
借りる蛇「そう……じゃ、おやすみ女王……良い夢を」
そう言うと借りる蛇は消えて、支えを失った身体は床に叩きつけられる
マリーは慌ててカミカゼの元に駆け寄った
マリー「こ、暦君!!?」オロオロ
数分して、カミカゼが規則正しい寝息を立てたのを確認したマリーはホッと息を吐く
カミカゼも小柄な方とは言え、カミカゼよりも体格の小さいマリーが部屋まで運ぶ事は難しい為、マリーはタオルケットをカミカゼに掛けた
マリー「………」
カミカゼ「……」スヤスヤ
暗闇にボンヤリと浮かぶカミカゼの姿に、マリーは言いようも無い不安を感じていた
パタン
カミカゼ「……悪いな」
ドアが閉まると、カミカゼはユックリと起き、アジトを出ていった
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タンゴ(プロフ) - 八月 葉月さん» 分かりました!! (2017年11月12日 9時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
八月 葉月(プロフ) - タンゴさんのボードに送っとくので、見て下さい。 (2017年11月12日 9時) (レス) id: 81c279f7b9 (このIDを非表示/違反報告)
タンゴ(プロフ) - 八月 葉月さん» すみません!!用事があってしばらく出来ません!!終わり次第書き始めます!!後、パスワードが分かりません!! (2017年11月12日 9時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
八月 葉月(プロフ) - タンゴさん、入れましたか? (2017年11月12日 9時) (レス) id: 81c279f7b9 (このIDを非表示/違反報告)
紅鵺or白夜Ψ黒夜(プロフ) - 八月 葉月さん» 無理、今眠い (2017年11月12日 9時) (レス) id: ff06fbd8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンゴ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年8月16日 8時