【カゲプロ】×【コナン】〜相反する世界のお話〜

22話 興味深い ページ23

面白いや……本当に

まさか自分以外にもイレギュラーが存在したとは

幼い顔立ちに、大きな眼鏡

その眼鏡の奥の青い瞳

彼の瞳に映った自分の目は確かに赤黒かった

なのに、何も聞こえない

彼に見られるまでは五月蝿いくらいに聞こえていた心の声が

考えられる可能性は2つ

無効化されたか、別の『目を借りた』か

おそらく後者だ、未だに目の奥が熱い

おそらく、彼の能力……『目を光らせる』を借りたのだろう、さっきから色々な事が目につく様になった

そう、普通じゃ気づかない事が面白い位に

神風「ボース、俺出掛けるね〜？」

キド「今からか？いつ戻る？」

神風「しばらく帰らないかも、じゃあね♪」ﾋﾗﾋﾗ

キド「あっ!!おい、待て!!飯はちゃんと食えよ!!?」

神風「〜♪」ﾃｺﾃｺ

カノ「なになに？どうしたの、つぼみちゃ……グホッ!!」

キド「カミカゼの奴、また消えやがった」

カノ「また？良くやるよ、セト以上の放浪癖だね」

キド「アイツの場合、好奇心は小学生並みだからな……当分飲まず食わずだろうな」ﾊｧｰ

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