12話 紹介します ページ13
そして休み時間、俺は特に何をするでも無く本を取りだし読んでいた
こう見えても読書が好きなんだよ、俺は……もっぱらミステリー系やホラー系を読むけどな
歩美「三日月君!!」
朔夜「んあ?どうした……えっと?」
カチューシャの女の子が話しかけてきたが……名前が分からねぇ
歩美「吉田歩美だよ!!よろしくね?」
光彦「僕は円谷光彦です!!」
元太「俺は小嶋元太だぜ!!よろしくな!?」
朔夜「あ〜そっか、よろしくね?」ニコッ
光彦「何読んでるんですか?」
朔夜「ん〜?エドガー・アラン・ポーの『黒猫』だけど」
歩美「江戸川?コナン君と同じだ!!」
朔夜「コナン?」
朔夜(あぁ……主人公君ね)
歩美「コナン君!!哀ちゃん!!こっちこっち!!」
コナン「んだよ、オメーら……あっ、三日月君だよね?」
朔夜「朔夜で良いよ、君達は?」
コナン「江戸川コナン、よろしくな?」
灰原「……」
朔夜「そっちの女の子ちゃんは?」
灰原「……灰原哀よ」
朔夜「ふ〜ん、よろしく」
灰原「……えぇ」
歩美「朔夜君ね!!コナン君と同じ名前の本読んでるの!!」
朔夜「江戸川は江戸川だけど、ポーの黒猫だよ」
灰原「ず、随分難しい本読むのね……あなたまだ小学生でしょ?」
朔夜「まぁね、好きなんだ『先生』に教えて貰った本だし」
灰原「……そう」
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作者名:タンゴ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年1月9日 15時