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10話 転校 ページ11

小林「あなたが三日月君ね?私は小林澄子……あなたの担任よ」ニコッ

眼鏡をかけた割かし優しそうな女の人

この人が俺の担任らしい

朔夜「は〜い、よろしくお願いします!!」ニコッ

演技なんか簡単だ、ちょっとバカっぽくすれば大抵騙されてくれるんだよ

小林「それじゃあ、教室に行こうね?大丈夫、皆仲良くなれるわ」ニコニコ

朔夜「はい!!」ニコッ

やはり、彼女も簡単に騙されてくれた……楽なもんだ

ガラリとドアが開き小林さんが先に入る

しばらくすると呼ばれた為中に入り簡単に辺りを見渡す

朔夜「三日月朔夜です!!皆よろしくね!?」ニコッ

そう挨拶すれば『よろしくー!!』と揃わない口調で言われる

俺は演技は得意だ

昔から演技で何とか生きてきた

だから……

茶髪の少女がすげぇ顔で睨んでたのが……

一番印象に残っていた

朔夜(何だ?俺、どっか可笑しかったか?)

柄にも無く少し焦る

勿論顔には出さないが少女はいまだに俺を睨んでいる

朔夜(何なんだよ?……あのガキ……?)

案内された席は彼女から近く何故か妙な威圧感を受け続ける事になった……

11話 転校生〜灰原side〜→←9話 準備期間が一番楽しかったりするものだ



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作者名:タンゴ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年1月9日 15時

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