桃色王子様の闘病生活 〜四章〜

152話 ページ8

さとみside



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莉犬
「うわぁ〜！！」




るぅと
「めちゃくちゃ広いですね！」




ジェル
「俺ら、こんなところでライブするんやぁ！」




ころん
「全然実感無いんだけど！」




さとみ
『まじ、すげぇな！』







初めて見る会場。




想像以上に広くて、



ステージも大きくて凄かった。







観客席からもどんな風に見えてるのかを確認して、



俺らは、ステージに上がった。








ころん
「やば！！」




るぅと
「凄い景色だ、」




莉犬
「絶対、綺麗だよね」




ジェル
「忘れられへん景色になるやろうな、」




さとみ
『だな、』







一面に広がるペンライトとみんなの笑顔。





想像しただけでも、凄くて綺麗で




明日が待ち遠しい。









スタッフ
「みなさーん！リハーサル始めますよ！」




5人
「「はい！！！」｣









動きやすい格好に着替え、



自分のカラーのテープが巻かれたマイクを持ち、



再びステージに上がる。








スタッフA
「えっと、ここから登場して、
　前の方に移動していきます」




スタッフA
「さとみさんがそこで、ジェルさんが.....」







スタッフさんから指示を受け、



その通りに動いていく。







ある程度、スタジオとかでやっていたから



大体はわかるけど、




やっぱり本当のステージでやるのとは全然違う。





広さも違うから、大きく、早く動かなきゃいけない。






どこの席からでも俺らが見えるように



たくさん動いて、大きく動く。










それを意識して、



俺らはリハーサルをした。










.





さとみ
『お疲れ様でした』




ジェル
「お疲れ様でした」




ころん
「お疲れ様でした！」




るぅと
「ありがとうございました」




莉犬
「明日もよろしくお願いします！」






リハーサルが終わり、スタッフさんたちにお礼を言って



行きと同じ車に乗って、ホテルに帰った。









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