桃色王子様の闘病生活 〜四章〜

151話 ページ7

さとみside




·






ジェル
「さっちゃーん、」




さとみ
『どーしたー？』




ジェル
「荷物ここでええ？」




さとみ
『荷物なんかどこでもええべ』




ジェル
「どこでもええってw」







今日は福岡ドームでのライブの前日。



今はホテルに入って、部屋で荷物を置いたりしている。






ちなみに部屋は、



俺とジェル、あとは信号機組の3人という部屋割りだ。





一人部屋っていうのも考えたけど


部屋数の問題とかで無理だった。








さとみ
『っよし！荷物も置けたし、
　ロビー行くか』




ジェル
「せやな、」







これから明日のためのリハーサルをドームでする。







信号機組と待ち合わせをしている、



ホテルのロビーに向かった。









さとみ
『やっぱ来てねぇな、笑』




ジェル
「予想はしてたけど(笑」




さとみ
『ま、ここで待っとこうぜ』




ジェル
「うん、待っとこー」







俺とジェルは、ロビーにある椅子に肩を並べて



携帯を見て、信号機組が来るのを待った。











約10分後






莉犬
「あっ！いた！」




るぅと
「遅れてすみません、！」




ころん
「はや！もう居たの？！」




さとみ
『早くねぇよwお前らが遅いだけだろw』




ジェル
「なんでそんな時間かかったん？」




るぅと
「ころちゃんが、あれないあれないとかで
　探してたんですよ」




ジェル
「物なくなんの、早すぎやろw」




ころん
「いやいやいやw」




さとみ
『とりあえず、早く行こうぜw
　スタッフさんから連絡来てるわw』




莉犬
「来てた来てた、もう着いてるんだよね」




さとみ
『そう、もうホテルの前で待ってるらしいから』










俺らは、ホテルの前で待機していた



車に乗って、ドームへと向かった。








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