桃色王子様の闘病生活 〜二章〜

·····38日目 ページ36

さとみside




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検査の結果を聞きに、



病院に来た。







医者
「結果はですね、、
　病状が悪化、していました」





さとみ
『そうですか、、』







そんなに大きな衝撃はなかった。




だって、薄々感づいていたから。







医者
「今より進行すると、
　入院になるので、今より強めの薬を処方します」





さとみ
『わかりました、、』









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さとみ
『はぁ……』






家に帰ってきて、



ベットに横になって、



枕に顔を沈めた。













また、俺のせいで、



すとぷりを止めちゃう……。






みんなに迷惑がかかっちゃう……。






折角、また活動できると思ったのに、、。






リスナーさんを笑顔にできると思ったのに、、。








なんで病気になんかなったんだろ……。









さとみ
『ｸﾞｽｯ……』






なんだか自分が情けなくて、




憎くて、





病気の自分が嫌いで、




みんなに迷惑をかけてる



自分が大嫌いで、




みんなに申し訳なくて、








涙が出てきた。








さとみ
『もうっ……辛いよｯ……』






治療も、




生きる事も、





辛くなってきた。








さとみ
『なぁくん……ｸﾞｽｯ』





なぜか、辛いとき求めるのは




なーくんだった。






ううん。なーくんじゃなくてもいい。





今はただ、そばに誰かに居て欲しかった。









俺は、携帯を手にして、




なーくんに電話を掛けた。







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