桃色王子様の闘病生活 〜二章〜

10日目 ページ1

さとみside




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朝




さ『ｹﾎｯ……んん"っ……』




さ『なんか、発作起きそう……』




さ『ｹﾎｯ……看護師さんに言お……』




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看護師「気分はどうですか？」




さ『ｹﾎｯ…咳がよく出ます……』




看護師「そうですか。ちょっと先生に言ってきますね」




さ『はい、ｹﾎｯｹﾎｯ…』





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しばらくして



医師が来た





医師「ちょっと心臓と肺の音を聞きますね」




さ『はいっ……ｹﾎｯｹﾎｯ…』





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医師「ちょっと雑音が大きいですね」




医師「もしかしたら発作が起きるかもしれません」




医師「発作を防ぐ、強めの薬と咳止めを投与しますね」




医師『それと酸素マスクも付けておきましょう』




さ『わかりました…ｹﾎｯｺﾞﾎｯ』




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俺は点滴で薬を身体に入れた





看護師「何かありましたら呼んでください」




さ『はい…わかりましたっ…ｹﾎｯｹﾎｯ』





酸素マスクで苦しい



喋りにくい





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10分ぐらい経つと



いつの間にか眠っていた




さ『ｹﾎｯ……すぅ、すぅ、すぅ···』





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