桃色王子様の闘病生活

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ころんside





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屋上





こ『………』




莉「………」




る「………」




ジ「………」




な「………」





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僕たちとは思えないほど




静かで、暗くて、思い空気




·



ただただ無言が続く



·



そんな中



一番最初に口を開いたのは···





莉「ねぇ、なーくん……」




莉犬くんだった




·



な「どうしたの？」




莉「さっき、俺たちに言ったこと本気なんだよね…？」




な「……うん。本気だよ」




·



莉犬くんが言ってることは




多分ドナーのことだろう




·



ジ「なーくん………」




る「少し考え直してみませんか……？」




な「……でも、俺、決めたから………」




な「さとみくんを助けたいんだ」




こ『…その気持ちわかる気がする……』




こ『でも、もう少ししたら、他の方法があるかもしれないよ！』




こ『だから…………だから……ｯ』




こ『もう少しだけ待って欲しい…………』




な「……みんなの気持ち、ちゃんと伝わってるよ」




な「でもね…………」




莉「ドナーになるんだったら、検査とかするんでしょ……？」




な「うん、後日連絡が来ると思う」




莉「結果、、ちゃんと教えてね……」




な「……うん」






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