臨時マネージャーですけどなにか。

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｢はよーございます。｣

AM6時から練習は始まる。
まぁ、10分前には着いておかないと行けないわけで･･･。

｢白川さん!!1週間っていいながら2週間も来てなかったじゃないですか!!｣

朝からキーンと鳴り響くような五色の声で眠気は飛び去った。

｢1週間で課題を終わらせて、昼夜逆転生活をしていたから戻すのに1週間かかったの。OK？｣

｢はい!!なんかよく分かりませんでしたけど。｣

天然かボケなのか。
梨花ならこういうのをみたらツッコミたくなるんだろうね。
初めて関西人の人と考えが一致した気がした。

｢1週間で課題を終わらせたのか??凄いな。｣

｢凄くないですよ、帰宅部ですから。｣

そう、帰宅部だから早く終わらせれた。


*
｢ドリンクとタオルをお持ちしましたー。｣

ロードワーク中で皆さんは外周を走りに行っている。
私はドリンクとタオルの準備をして体育館前で待機をしている。

数分くらいすると、牛島さんが戻ってきた。

｢どうぞ、ドリンクとタオルです。｣

後ろの方を見ると、ほかの人はまだ走っている途中なのだろう。

全国の3本の指に入るスパイカーは全てにおいてトップを維持しておかないと行けないのだろうか。

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