臨時マネージャーですけどなにか。

２１ ページ2

｢へー、牛島さんからエースの座を奪いたいんだ。｣

黒髪前髪パッツンくん改め、五色にマネージャーの仕事を教えてもらっている。
五色は1年で唯一のスタメンなんだって。

｢はい!!白川さんは出来ると思いますか!?!?｣

すごいキラキラした目で見られるから、否定も出来ないし･･･。

｢五色なら行けるんじゃない??私、バレー初心者だから分からないけれど。｣

ドリンクの入れ物に粉と水を入れて振る___。
これを部員全員分作る。
今まではこれをする人がいなかったと思えば、ある意味最強でしょ。

｢牛島さんに褒めてもらうように頑張ります!!｣

｢おー、頑張ってね。｣

箱に詰める。ざっと見ると3箱ぐらいある。3箱を1回で持とうとすると、前が見えなくなる。

｢1箱持ちますよ!!｣

言ってくれたので五色に1つ持ってもらい、残り2箱を持った。
1箱に数が入っている分、重く感じた。
現役帰宅部を舐めんなよって感じ。

幸い水道から体育館は近く、休憩せずに持っていけることが出来た。

｢休憩だ。｣

美味しく出来ているか、不安だ。

２２→←ぷろふぃーる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す