ソングロボ（美風藍） (ページ44)

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心から応援　　　嶺二side ページ44

Aちゃんがほぼ本当のことを言ってくれていることはうれしかった。まぁ、さすがに「藍ちゃんのことが好きなんだ♪」なんていえるわけないから、全部本当のことをいえなくて当然なんだけどね(笑)

そんなこんなでAちゃんと話をしていたら夜遅くになっていた。彼女も眠いらしいしずっといるのも迷惑だと思ったのでしぶしぶ隣の自分の部屋にもどることにした。

トボトボ

(嶺)：(はぁ・・・Aちゃん心配だなぁ。。。)

ガチャッ

(嶺)：「たっだいまぁ～！龍也さん？・・ってあれ？」

・・・やけにしずかだなぁ、

あっ！

そういえば今日は忙しくて帰れないって龍也さんがいってたっけぇ？？忘れてたや、テヘペロ♪

心のなかで龍也さんに謝り、今日はつかれたのでそのままベットにダイブした。

バフッ♪

ふぅ・・・・ここのベットって超ふかふかしていて気持ちいいなぁ～☆

～～っ・・・・うぅ

？？

Aちゃんの部屋から変な声するなぁ？どうしたんだろう？？

よしっ！ここの壁って薄いから壁に耳つけたらきこえるかな☆ちょっと失礼して・・・

そっ

A：「う・・・ぅ、藍・・・・ちゃん」

(嶺)：「！？・・・あいあい？」

A：「な・・んで嘘ついた・・の？・・・ひくっ」

(嶺)：「・・・・・っ」

ダッ

Aちゃんが泣いている。しかも一人で・・・。そんなさびしいことをしないで、僕は君の味方だよっ！

はぁはぁ・・・

僕はAちゃんの部屋の前までダッシュできてしまった。

(嶺)：(・・・・でも、今僕がいってどうになる？)

だって僕に相談できることならさっき相談していたんじゃないの？一人で考えたいことだってあるかも知れない。それを邪魔したって・・・・

僕は完全に扉の前で立ち尽くしてしまっていた。

考えていくうちに今は、そっとしておくのが正解だと思った。静かに一人で考える時間だって必要なはず。

そっと僕は自分の部屋に帰って壁によりかかって座った。

はぁ・・・・僕が彼女にできることはここまでかな？あとは君とあいあい次第。。。

がんばってね。

(嶺)：「心から応援しているから・・・・ね？」

隣にきこえないぐらいの声でいい、そっと壁にふれた。