ソングロボ（美風藍） (ページ25)

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涙がとまらないページ25

A：「・・・はぁ、はぁ。。。」

ずいぶんと遠くの公園まで走ってきたものだ。tkどこだここは・・・・。

A：「もしかして、迷子？))ウルウル」

どんどん寒くなっていく。一応冬だし、でも部屋に戻りたくないしその前に寮にさえいけないぞ・・・・。

・・・・・あれ？なんか目から涙が。なんで私は泣いてんだろう？涙がとまんないよ。。。

A：「うぅ・・・・グスッ」

ダッ

(嶺)：「Aちゃんっ！」

A：「！？嶺ちゃん？))グスッ」

(嶺)：「・・・・Aちゃん、泣いてるの？」

A：「あはは、面目ないねぇ(笑)泣きたくなんかないのに・・・」

なぜか涙がとまんないんだよ。。。後輩にこんなところをみられるなんて・・・

ぎゅぅぅ

A：「！？嶺ちゃん///どうしたの？」

(嶺)：「・・・・泣きたいときは泣いていいんだよ。無理しなくていいし、何もいわなくてもいいから・・・。」

A：「！？・・・・・うっうわぁぁぁ」

(嶺)：「よしよし、Aちゃんは一人じゃないからね、何かあったら相談にも乗るよ。だから・・・・もっと僕のことをたよってよ///」

A：「グスッ・・・・うん。」

それから少しおちつくまで私と嶺ちゃんは公園にいた。。。ちなみに嶺ちゃんは全速力で私のことを追いかけてくれてたらしい。とってもうれしいよ///

今ならなんで涙がとまんなかったか、分かる。藍ちゃんが好きで好きでしょうがなかったのに、遠まわしにふられてしまったこと。わざわざ遠まわしにいってくれる藍ちゃんのことをどうしてもキライにはなれない・・・。あと、少し昔のことを思い出してしまった。信頼していた親や友達が遠ざかっていく恐怖、不安や悲しみ・・・。そこに藍ちゃんを重ね合わせてしまった。

そんなことを考えながら、すこしたわいも無い話をした。。。

(嶺)：「・・・よしっ！もう遅いしもどろうか。」

A：「ビクンッ！」

(嶺)：「大丈夫？Aちゃん？」

A：「だっ大丈夫ですぅ・・」

(嶺)：「はぁ、無理しないのっ！まだ藍ちゃんに会いたくないなら僕達の部屋にくるといいよ」

A：「そんなっ！迷惑になりますから))オロオロ」

(嶺)：「もう大丈夫だってば」

A：「じゃぁお言葉に甘えて」

嶺ちゃんに甘えさせてもらって部屋に泊まらせてもらうことにした。