I miss you (ページ39)

今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:53,041 hit

m39:告白ページ39

隆弘くんの希望でカウンターに
座ったわたしたち…

隆弘くんは右ひじをカウンターにつき
左手はわたしのイスに置き
体ごとこっちを向いてる

『…あ、あのー』

西「…ん？」

右側に隆弘くん、左側は壁。
身動きが取れないわたし…笑

『どうしてカウンター？』

西「…見てわかるでしょ？
Aちゃん独り占め席♡笑」

『…///』

ショ「あんまりわけわかんないこと
して嫌われるなよー？笑」

西「！！」

ショウさんは
いつもタイミングがいい笑

ショ「まぁでも今日はちょっと
混んでるからここのがいっかなぁ…」

独り言のように言いながら
わたしたちの後ろについたてを
してくれた

西「さらに独り占め♡」

『…そのためじゃないと思うけど。笑
ショウさん気がきくね』

西「…うん、」

隆弘くんのあからさまな態度に
慌ててフォローする

『ごめんね、嬉しいよ？
久しぶりにこうやってご飯出来て…
ありがとう。』

西「…こちらこそ笑」

そうして会えてなかった
数週間分の話をしながら
ご飯を食べた

食後、約束通り
デザートのアイスを食べていると

店内がひと段落した
ショウさんがカウンター越しに
話してきた

ショ「Aちゃんは今日はお休み？」

『はい、隆弘くんの撮影見学に
行ってきました！』

ショ「お前職場まで連れ込んだのか！
ほんと溺愛だなぁ笑」

西「もう予定合わなすぎて泣
こうでもしないと会えないよー」

ショ「で、どうだった？
モデルの隆弘は？」

『かっこよかったです♡』

西「メンバーが来ててさ…
全然Aちゃん独り占め出来ないの！」

『ちゃんと見てたよー？』

西「あ！ショウさんこれ見て、これ」

最高傑作っ！と言いながら
あの写真を取り出した

ショ「おおー！可愛いな、Aちゃん」

『え！？』

西「そっち？！笑」

ショ「冗談だよ、いいじゃないか！
隆弘こんな顔するんだなぁ…」

西「これ来月発売の雑誌に載るんだ！
出来たらまた持ってくるよ」

ショ「えっ？いいのか、隆弘？」

西「…ん？なに？？」

ショ「Aちゃんモデルデビュー
させちゃって…」

西「大袈裟だなぁ…これっきりだよ？
もう一生出さないもん♡笑
それに俺がいるから大丈夫！」

『…っ/////』

2人のやりとりを聞いていると
だんだん恥ずかしくなってきてうつむく。

でもはっきりと言ってくれたことは
素直に嬉しかった