女なんてみんな同じ

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「こ、これでいいんだよね、、、」








翌朝、鏡の前でにらめっこをしている私。



ジミンの教えで、



スカートを短くしたり、リップをつけたり。



それとずっとしたかったショートカットにしてみた。








切ってもらた時、すごく頭が軽くなって、



モヤモヤが吹き飛んだ気がした。








「大丈夫、似合ってるよ、A！」








少しは自分に自信が持てただろうか？



うん、きっと大丈夫。



努力した分だけ自信になった気がするよ。








「グク、驚くかな？」








そう呟くと、自然と笑顔になれた。



結局、春休みは一回も会ってないし、



なんだかんだ言って寂しかったから。








もう高校生なのに、



グク離れしてないのはいけないと思うけど、、、



私にとってグクは可愛い弟みたいなものだから。



どれだけ生意気になっても、



大切なんだろうなって思えるから。








『ピーンポーン』








玄関のチャイムが鳴った。



きっとグクだ。



グクが私の家のチャイムを押したのは、



何年振りだろう？



隣にいるのに、グクが私の家にきたことはあんまりなかったね。








「お待たせ、グク。」








ドアを開けたらそこには、大好きな幼馴染がいた。



久しぶりに見るグクは、



やっぱり可愛くてイケメンだった。








「えへへ、驚いた？」








なんだか照れくさくなって下を向く。



何か言ってくれるかな？って思ったけど、








「グク？」








何も聞こえなかった。



不思議に思ってグクの顔を覗いたら、








「あれ？動ける？」



JK「お、おう、、、、」








混乱で爆発しそうなグクがいた。


目が泳ぎまくってるよ？


せっかくなんだから私を見てよ、、、








「どう、驚いた？」



JK「ん、か、可愛いと思う。」








混乱が収まったグクに聞けば、



そっぽを向いてそんなことを言ったグク。



照れてるんだな、



可愛いなって思って。








JK「何、ニヤニヤしてんだよ！」



「いやー、可愛いなって？」



「カッコいいの方がいいんだけど、、、、」






こんなやり取りは何回目かな？



今は昔ほど仲が良くなくても、



今まで積み上げてきた時間は確かに残ってる。



そうだね、当たり前だよ。

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