検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:67,493 hit

6 ページ6

JM「A。」


「ん?」






ジミン君がブランコから足を下ろした。


私はそれを見ながらゆっくり漕ぎ続ける。






JM 「その///可愛くなったと思うよ。」


「照れてる?」


JM「そんなんじゃないけど、、、よく頑張ったね。」


「、、、っ、ジミン君のおかげだよ、ありがと。」






ジミン君の思わぬ逆襲で私が照れてしまった。


こういうところがあるから油断できないね。






「私、可愛くなれたんだよね。」





しみじみと呟く。


思い返せばたくさん努力をしたんだ。






JM「自信もっていいんだよね。」


「まぁ。」






これで、「私がデブスだから、、、」


と落ち込まなくていいんだ。


テヒョン君とだって堂々と向き合えるんだ。






JM「ねぇ、A。本当にテヒョンでいいの?」


「何言ってんの、そのために頑張ったのに。」






ジミン君がテヒョン君を落としてくれと言ったのに、


最近はよくこの質問をされる。






JM「テヒョンのどこがいいの?」






その切なそうな目の理由がわからない。






「意外と優しいとこ、意外と努力してるとこ。」






でもとりあえず私はテヒョン君が好きだから。


テヒョン君の好きなとこ、、、、


顔だけじゃない。






人気者という立場を守るため、


必死に努力してたりするの知ってる。






体育の前に、体育館に一人で早く行って、


練習してたのも知ってる。


実はバスケができなかったことも知ってるよ。


そういうところが好きなのかもね。






JM「そっか。じゃあ、何もいえないや。」






でも、ジミン君の切なそうな笑顔は嫌い。


この人の魅力は笑顔なんだから、


そんな笑顔を貼り付けないでほしい。






「ジミン君?なんでそんな顔してるの?」


JM「なんでだろうね?いつか言うよ。」






それでもジミン君は曖昧に笑って。


結局私には何も言ってくれなかった。

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
316人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唯愛(プロフ) - ゆうき(作者)さん» ありがとうございます!良かったです!(*´∀`) これからも頑張ってください!うきうきして待ってます!www (2018年9月29日 14時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - アドバイス、ありがとうございます!そうですね、そうしてみようと思います。(楽してただけですから(о´∀`о)) (2018年9月29日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
唯愛(プロフ) - こんにちは!お話読んでます!とっても面白いです!あのちょっと提案なんですが、お話の誰かが話している「」の前に例えばグクだったら JK「」とか グク「」という風に名前を表記したほうが読みやすいと思います!←偉そうにすいません。これからも頑張ってください! (2018年9月29日 9時) (レス) id: ed8735e017 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - はい、頑張ります! (2018年9月27日 13時) (レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
みい - いえいえ、丁寧にありがとうございます!m(__)m あと、すごく面白いです、これからの展開が、すごく気になります(*'▽')頑張ってください!(^^)! (2018年9月27日 0時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうき | 作成日時:2018年9月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。