32話[猿飛ヒルゼンとナルトとルフィとエース] ページ35
暗部「ガープ様ですね。」
ガープ「ああ。」
暗部「私が護衛いたします」
狐面の暗部が、火影室まで護衛に就いた。
ルフィ「(あれ？……こいつからナルトへの嫌悪の視線も感情も感じない。寧ろ、ホッとしてる？)……狐お面の兄ちゃん」
暗部「なんだい？」
ルフィ「ナルトの事を恨んでないの？あいつらみたいな勝手な思い込みとかで。」
ナルト「ルフィ？」
暗部「俺はこの子を恨んだことなんかないよ。……恨んだのは俺自身だから(ボソッ)」
ルフィには、最後の声は聴こえなかったが、何かあってナルトのことで後悔していることはわかった。
実はこの護衛している暗部は、カカシだった。
それがわかるのは、もっと先の話になる。
火影室前の扉に着くと、暗部(カカシ)がノックして三代目のいる火影室に入ったと同時に、ガープとルフィ達は入った。
暗部(カカシ)「ガープ様とナルト君、及びガープ様のお孫さん達を連れて参りました。」
ヒルゼン「ご苦労。お前は下がれ」
暗部(カカシ)「はっ！」
カカシが去っていったのを確認し、ヒルゼンはナルトに近付いた。
ヒルゼン「ナルト！(ギュッ！)」
ナルト「え、三代目のじいちゃん？」
ヒルゼン「すまん……すまなかった！……お前さんを守ることができず、里の闇を、重荷を背負わせ、苦しめてしまった……本当に申し訳ない！」
ヒルゼンは泣きながらナルトを抱き締め、何度も謝罪の言葉を口にした。
ナルト「じいちゃん……！」
エース「気づいてたんなら、なんでナルトを助けなかったんだ！？ナルトを化け狐呼ばわりしてる奴等から何故救わなかったんだ！？あんたは火影っていう里の長なんだろ！？あの人間以下のクズ共を裁くことだってできるだろ！？何故そんなことしなかった！？あんたもそいつらと同じでナルトを化け狐って思ってたからじゃないのか！？」
ガープ「エース！そんなこと言うでない！それに三代目は里人達のように、ナルトを化け狐と思ってなどおらん。一人の人間として、ナルトを大切にしていたんじゃ。しかし、長の立場上、ナルトを傷付ける者達に裁きを下せなかったんじゃ。寧ろ里の人々を家族のように思っているから、どんなに許せなくてもしたくないだけじゃ。」
エース「あんな奴等を家族なんて…！」
ナルト「エース止めろってば！」
エースは三代目に文句を言い、三代目を弁護するガープにも怒ったが、ナルトに止められた。
ルフィ「エース、三代目のじいちゃんは良い人だよ。大丈夫だ」
33話[ナルトの決意]→←31話[木の葉の里の人々のナルトに対する態度]
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ミリア - 初めまして！違うミリアです！リクエストはドラゴンボールのキャラ×たくっちのやみぃの恋愛短編集を作って貰いますかな？やみぃはユートの双子の姉と悟空達の仲間を設定で。たくっちのやみぃとユートは知らないなら検索して調べて下さいね。 (2019年3月4日 18時) (
レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
Yukyo(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！頑張ります！リクエストですが、できたら書いてみようと思います。 (2019年1月24日 18時) (レス) id: 4836972fef (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 説明が下手ならすみません。今後も無理せず風邪やケガ等に気をつけて更新頑張って下さい。この作品のファンとして今後も応援してます！! (2019年1月24日 18時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で好みで凄く面白かったです!ワンピースもナルトも大好きなので嬉しいです!続きが楽しみです。リクエストでエースが木の葉に来てナルトと再会した時の話やナルトと日向の結婚式やボルトが産まれた時のルフィやエースとサボの話を書けたらお願いします (2019年1月24日 17時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
Yukyo(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！頑張って書きますので楽しみに待っていてください！エースは生存させる予定ですので、そちらもお楽しみにです(o^∀^o) (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4836972fef (このIDを非表示/違反報告)
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