君の隣にいれたら (ページ17)

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▲17 番外編 (佐野side) ページ17

佐野side

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大晴くんと一緒に会議室を出て誠也くん達を探しにきた。

大「出てきたもののどこにおるんやろ？」

「自販機辺りとかやないですか？」

大「そこの辺りか…ちょっと見てくるから晶哉はそこにいて」

そう言って大晴くんは自販機付近を探しにいった。
本当にいいメンバー達でよかったとつくづく思う。
気まずいからって誰もほっとくようなことはしなくて
親身になって話を聞いてくれる。いいアドバイスもくれる。
やっぱりAぇ！groupは最高やな！

そうしていると大晴くんが戻ってきて

大「……晶哉、会議室戻ろうか」

「早くないですか？なんかあったん？」

大「晶哉はあっちに行ったら絶対にあかん。」

「えー、気になるやけど」

大「俺、1度会議室戻ってこじけん達と相談してくるわ。もう少しだけそこで待っててくれ」

「わかった…」

大晴くんは会議室に戻ってしまった。
めっちゃ気になるな〜、少しぐらいならええよね？
俺は自販機のほうに歩きだした。
自販機まではそんなにかからなくて大晴くんの言ってた意味を理解した。

「……え」

そこには
正門くんと誠也くんがいて正門くんが誠也くんを抱きしめていた。
え、なんで正門くんが誠也くんを抱きしめてるん？雑誌とかならわかる。でもこんな時になぜ？俺は二人に声をかけることはせず会議室前に戻った。

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福本side

「お二人さん大変です」

リ「おぉ、その感じやとなんか起こったわけか」

「探しに出たわけですが探してる最中でまっさんか誠也くんのこと抱きしめてて誠也くんも満更じゃない感じでこりゃ晶哉には見せちゃいけんなと思いまして晶哉は会議室の前で待たせてる」

小「だからまっさんは誠也くんを連れ出したんか。
まっさん誠也くんのこと好きやったもんな」

「初耳なんやけど！？」

リ「あ、やっぱりなんかそうかなとは思ってたわ」

「リチャくんまで…これからどうしようね」

小「ドッキリでしたとかはどうよ」

リ「あー、それええかもね」

「じゃ、そう言ってくるけどいい？」

リ小「「はーい」」

2人から意見をもらいまた晶哉の元に戻った。

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