君の隣にいれたら (ページ16)

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▲16 番外編 (末澤side) ページ16

末澤side

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正門に抱きしめられ俺は唖然としていた。
え、なんで俺抱きしめられてるん？

「ちょ、正門どうしたん…？」

正「抱きしめたくなってつい、嫌やったかな…？」

「嫌ではないけどちょっとびっくりしたわ」

確かに正門に抱きしめられた時、嫌な気持ちにはならんかった。
なんかこう安心する感じ？自然と落ち着く感じやな。

正「よかった、誠也くん辛い顔してたけど大丈夫？」

「あ…大丈夫、大丈夫変に心配させてごめんな」

正「無理しなくてええですよ、もう少しこのままでいてもいいですか？」

「……おん」

数分間正門に抱きしめられたまま
ポンポンと優しく頭を撫でてくれて泣きそうになった。

その頃、会議室では

大「まっさん達帰ってくるの遅くない？」

小「せやな、何してるやろ」

リ「ほんま遅いな。俺、見てこようか？」

小「ここリチャくんが行ったらアカンくない？なぁ、晶哉？」

佐「………俺が行くなんて無理っすよ」

リ「末澤も正門もさっきのこと怒ってないと思うで？」

大「せやで、まっさん優しいから誠也くんを外に連れ出して
気分転換させてくれようとしてくれてたんやし」

小「気に病むことはないんやない？まぁ、俺やったら好きな人にあんな態度はとらんけどな」

大「ちょ、こじけん…今はそれは」

佐「大晴くんいいんすよ。小島くんの言う通り。ヤキモチ妬いて2人に冷たい態度とって誠也くん傷つけて何やってんすかね、俺」

小「わかってんやったら様子見てきたらええんとちゃうの。謝れそうな雰囲気やったら謝ってくればええやん」

大「1人が嫌やったら俺もついていくし」

佐「ありがとう…大晴くんお願いしてもええですか？」

大「もちろん！」

リ「じゃ、俺と小島はここで待ってるわ。なんかあったらすぐに呼んで」

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