君の隣にいれたら (ページ15)

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▲15 番外編 (正門side) ページ15

正門side

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今日のYouTube企画は俺の相関図やった。
それは別にええんよ、問題は終盤のこじけんの質問。

小「俺、ちょっと聞いていい？この人は？っていう関係性を聞きたい。」

この質問。まさか誠也くんの関係性についての質問やとは思わんかったわ。
肝心の誠也くんは緊張していていつも勢いがなくなっていた。
可愛すぎやしません？プルプル震えてて子犬みたい。

大「なんか誠也くん緊張してへん？」

リ「してるよな、あれは絶対」

小「え、しちゃいけない質問やった、これ？」

末「いやいや、別に緊張なんてしてへんし…！」

佐「いや、緊張してるやん、メンバーと話すだけなのに」

晶哉の言い方、なんか冷たいな。
もしかして怒ってんの？

「晶哉、そんな言い方せんでもええじゃない？」

佐「正門くんには何も分かりませんよ、俺の気持ちなんて」

リ「…晶哉、落ち着けって」

佐「すいません」

小「変な空気なったやん、仕切りなしやな」

末「俺のせいやな、ごめん」

「誠也くんは悪うない、ちょっと外に出ますわ」

俺は誠也くんの腕を掴み、そのまま会議室を出た。
辛そうな誠也くんの顔を見てるといてもたっても居られなくなり
抱きしめていた。

末「ちょ、正門？どうしたん？いきなり…」

「俺の前では悲しい顔せんで」

末「ごめん…」

「誠也くん優しいから晶哉のこと気にしてるやろ？」

末「…いや、まぁそうかもしれん」

「やっぱり(笑)誠也くんってわかりやすいんよ。
でも今は俺のことだけ考えてほしい」

末「え？」

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