君の隣にいれたら (ページ14)

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▲14 さのすえ (末澤side) ページ14

末澤side

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ひょんなことから俺と正門の関係性について話すことになっていた。
変に緊張するんよな、正門と喋る時。メンバーやのに。

佐「…誠也くんはグループを組む前って正門くんのことどう思ってたんすか？」

「俺の中では小島と正門はセットやってん。」

小正「「確かに」」

「それの印象が強いわ。後、ギター凄いやる子。それまではあまり話したことなかったなぁ」

佐「なんかソワソワしてません？」

「誰が？」

佐「誠也くん」

はぁ？！何がソワソワやねん…
緊張はしてるかもしれへんけども…なんやねん、この感じ！！

正「ほんまにソワソワしてますやん(笑)」

「なんなん、もう！めっちゃ恥ずかしいやん…！」

佐「…こんな誠也くんめずらしいですよね」

めっちゃ睨んでるやけど目付き悪っ。
佐野、イライラしてんの？なんか、あったんか？
今は撮影中やぞ、態度出したらあかんで。
それも大事やけど正門の関係性なんて書けばええんよ…うーん、どうしよ

リ「見てるこっちがソワソワするわ」

小「ほんま、それ笑」

大「面白いよな(笑)」

「「「「「「..................」」」」」」

小「え、何この沈黙w変なことついてもうたかな」

大「ごしけんがこの話題について聞いた時、おっ、めっちゃ攻めるやんって正直思った」

小「え、そこまでか、なんかタブーみたいになってるやん」

正「そんな触れられない話題じゃないですよ、この話題(笑)」

そうこうしてるうちに正門との関係性をホワイトボードに書いた。やっと書けた…文字ちっちゃくなったけどええよな？

「書けました。ソワソワ、リスペクトが入り交じった感じや
な。」

小大リ「「「文字ちっちゃ！！！」」」

「ええやん、別に！もちろん皆、リスペクトしてる部分はあるねんけどやっぱり正門は俺が持ってないものすごく持っててそういうところを含めて真逆に近いな」

佐「例えば？」

「ふぇ？！なんと言うか、いっぱいあるな。俺は言いたいことをそのまま伝えるタイプやねんけど正門はうまく考えてそれを纏めて伝えることが出来るタイプで俺はそれが出来ないタイプで…なんか恥ずいわ…これ。とりあえずとてもリスペクトしてます」

正「ありがとうございます」

会釈をして他メンバーからはあなた達同じメンバーですよね？と突っ込まれた。
てか、恥ずかったわ…何この話題。

なぜか終始、正門が俺を見てニコニコしているし
佐野はイライラしているしで大変だった。

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