夜中の合同合宿の事情 【HQ】

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「んっ……ぁ…？」






ビクンと体がひと跳ねし、目が覚めた






目を開けると、真っ暗な空と星空が広がっていた







「……今、何時だろ」












『夜中の12時ですよ』















「?!」







一人だと思って呟いた独り言は、独り言では無くなった













『……なんでこんなところで寝てるんですか、風邪ひくし寝すぎだし…』









「え……Aちゃ…」


『ほら、早く戻りますよ』









驚いている俺と真反対に、Aちゃんは足を体に引き寄せて縮こまっていた








「……とりあえずさ、寒そうだからこれ着ときな」





『……ありがとう、ございます…』






俺のブカブカのジャージを、素直に受け取るAちゃん






合ってないサイズ感もすごく可愛い。











「俺さ、Aちゃんに話したいことが…」






『奇遇ですね、私もですよ』






「え？」














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