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知念Side
伊「聞いてきたよ。」
伊野尾ちゃんは、ただいまの言葉の代わりにこう言った。
薮「聞かせてくれ。」
宏太のこの一言で、JUMPが全員リビングに集まった。
何か裏の事情があると踏んでいた僕たちは、伊野尾ちゃんの話を聞けることを待っていた。
伊「推測どおり。事情があった」
八「やっぱり……」
伊「薮と光の勧めを受けて、北山と藤ヶ谷は、Tを抜けてRに入った。
そこで、上の指示で、いろんな証拠とか、資料とかを集めてたらしいんだ。
そして、ある日の1つのミッションに、T絡みのミッションがあった。」
「それ、断れなかったの？」
伊「Rは警察の言いなりだからな。断ることは難しい。」
�癲屬修Δい┐价甘�を変えるのもだめだよな。
誰がやってるのか、警察が把握しておきたいとかで。」
岡「そうなんだ…。」
薮「うん…。それで？」
伊「Tの資料庫みたいなとこに侵入することになったらしくて。
顔が知られてるからマスクかぶってやったらしいんだけど、2人と動いてた奴がいたらしくて声でバレた。
なんとか目的のものは取れたらしいんだけど、追い詰められて、北山は海に落とされたと。
それも、自分が囮になってたらしい。
藤ヶ谷は後悔してたけど、あいつらしいとも言ってたよ。」
八「そっか………。」
薮「Tに、消されそうになったってことか…。」
有「今は、北山さんの意識が戻ることを祈るしかないね。」
みんな、大ちゃんの言葉に、そうだね、と頷いた。
自分たちが今、できることは、北山さんの無事を祈ることだけだから。
だけ、だから。
中「そういえば、取ろうとしてた資料の内容って何？」
伊「…………人身売買。
それも子供の。」
「かわいそうに。僕たちにできることないのかな」
八「指示がでないとできないよな。」
岡「いつか…、俺らがそれを止めたいな。」
人身売買を止めたい。
みんなで、そんな話をしていた。
山「そんな軽はずみにその話するんじゃねぇよﾎﾞｿｯ」
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藤菜 - 初めまして！伊野ちゃん大好き！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2018年10月6日 3時) (
レス) id: cd27931c78 (このIDを非表示/違反報告)
sayaclara(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月20日 9時) (レス) id: 3b72aacf56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華倶楽部 | 作成日時：2018年8月5日 10時
