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裕翔Side
はい、潜入3日目です！
俺はねー、櫻自動車の工場の経理部に潜入してます！
お金のことがよくわかる！
この会社は、7年前くらいから、急に売上が上がり、安定している。
その時期に二宮グループと繋がったんだね。
「君は動きがいいねー。」
中「あ、ありがとうございます！」
実は今はお昼休み。
買ってきた弁当を、ここで働く人と2人で食べてる。
この人は、見た目はいい人なんだよね。
裏の顔はわからないけど。
「あのさ、今度の日曜日に、櫻自動車が参加してるイベントがあるんだけど、
君も来ない？」
もしかして。
イベントとは売買のことだということか。
汚い手使ってくるなー。
やる気のある新人に。
中「いいんですか！」
「来れる？」
そう俺に問うた彼の目は、何かを隠しているようだった。
中「はい！」
「逃げないでよー(^^)」
なるほど。
このイベントの本性を知った社員は、逃げていくのね。
確か、光くんが、「顔に殴られたあとがある人いっぱいいたよ」って言ってたな。
中「あの、」
「なに？」
中「俺と一緒に来た八乙女と高木は、俺の友達なんですけど、
一緒にそのイベント行ってもいいっすか？」
「あぁ、全然いいよ！」
中「ありがとうございます！」
「2人の噂は俺の耳にも届いていたしね。」
2人にも目をつけていたのね、この人。
中「あぁ、そうなんですかー。」
彼はニヤッと笑って、椅子の背もたれによりかかった。
すると、近くで昼食をとっていた2人組の社員と、彼の目があった。
俺は、その2人組がすぐに目をそらせたのを見逃さなかった。
2人の恐れた目と、
この異常な空気。
この人の裏、怖そうだなーw
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藤菜 - 初めまして！伊野ちゃん大好き！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2018年10月6日 3時) (
レス) id: cd27931c78 (このIDを非表示/違反報告)
sayaclara(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月20日 9時) (レス) id: 3b72aacf56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華倶楽部 | 作成日時：2018年8月5日 10時
