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雄也Side



 どーも!

 ゆーやです!

 フゥーー!!


 
 なんでこんなテンション高いのかって?

 

 それは俺の潜入先が車の会社で、車大好き人間を演じているからである!




 ……まぁ、はじまりは光くんの無茶振りなんだけどね。


 要は、潜入してすぐの挨拶で、光くんが
「こいつ、すごい車好きで、車見るとテンション上がっちゃうんですよ!」
 なんて言ったんだよ。

 だから頑張って演じてます!


 イェーイ!!



 

 ちなみに、俺と、光くんと、裕翔は、櫻自動車の工場に潜入してます。

 
 詳しい情報によれば、売買の現場に行かされるのはここの工場の人なんだって。

 だからバカを演じた方が、上の目について行ける確率が高くなると。

 そういった伊野尾くんは、あの後光くんと話してたけど、
 それは俺を陥れるためだと気づいた。

 まんまとやられたな。






 「ちょっと君、こっち手伝ってくれ。」


高「はーい!今度はどんな車ですか?」


 「高級車だよ。点検お願いしていい?」



 ……来たばかりの新人に、点検やらせちゃ駄目だろ。



高「はい!わかりました!」









光Side


 高木うまくやってるかな。

 伊野尾ちゃんも悪いこと考えるな。


 まぁ、いいやw




 俺は細かい部品を作るところにいる。

 俺、手先は器用だから(^^)

 
 他の人の作業見てわかることは、

 とても雑だということ。


 それより、顔に怪我を負ってる人が多い。

 軽傷なんだけど、俺は殴られた傷だと思う。

 そして、そういう人ほど、作業が雑。


 だから俺も、わざと雑に作業をしてる。

 
 そうすれば、売買の現場に行けるかもしれないからね。


 
 
 一見、普通の工場だけど、
 挨拶に行った工場長の部屋に、大きな金庫を見つけたんだ。

 そして、工場長は金庫に背を向けて立っていた。

 まるで、その金庫を守るように。


 その中に、何かあるかもしれない。

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藤菜 - 初めまして!伊野ちゃん大好き!この小説とても面白いですね!頑張ってください!応援してます! (2018年10月6日 3時) (レス) id: cd27931c78 (このIDを非表示/違反報告)
sayaclara(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2018年8月20日 9時) (レス) id: 3b72aacf56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華倶楽部 | 作成日時:2018年8月5日 10時

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