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跡部「理由を聞こう。」
貴女「理由も何も、なんで私がレギュラー陣を特別扱いしなきゃいけないわけ？」
同じテニス部のくせに。
跡部「一つ、お前一人で200の部員全員の面倒が見られるとは思えない。二つ、桐谷レイとして監視・保護する目的には不適である。三つ、我が氷帝テニス部ではマネージャーがいることに対して不信感や敵意を持つ輩がいるため部内の治安維持、練習精度の向上の邪魔になる。以上だ。」
ただ単に、選手に対し目に見える優劣をつけることで、闘争心を煽ろうっていう訳じゃないのか。
まあ、でも、、、
忍足「………。」
向日「………。」
あちらさんも一枚岩では無い。
貴女「そうだね。私は大人しくレギュラー陣の世話をせっせとして、守られていれば都合はいいのかもしれない。でも、私はそんなの嫌。マネージャーにすると決めたのはそっちでしょう。なら、きっちりマネージャーをさせなさい。これはお願いじゃなくて要求だから。取り引きすることも吝かではないと思ってる。」
思い出すのは小さい頃の無名時代。
地方予選も突破できない選手は、誰からも必要なんてされなかった。
目にかけられない者達のことがわかるから、私は例え身の危険が高まっても彼ら全員のマネージャーをしたい。
跡部「そんな個人の感情的な意見にこの俺が頷くとでも？」
貴女「まさか。跡部景吾ともあろうお方が、年下の戯言に付き合うなんて思ってないよ。」
跡部「ほう？この俺と本気で取り引きしようってのか。」
っ！！
すごい気迫。いつもの雰囲気とは違う。これは正真正銘、氷帝学園200人を束ねる頂点に君臨する一人の王者。
圧倒的なカリスマ性、実力に裏付けられた自信。全てが、跡部景吾の武器なんだ。
貴女「テニス部の敗者切捨てって精神、嫌いだなあ。」
跡部「同情でもしたか？それとも、過去の自分に重ねたか？」
…っ！無名時代まで遡ったのかこの男。
貴女「そうかもしれない。でも、あの過去がなくても、たとえ同情だったとしても、私はきっと200人のマネージャーになることを望むよ。だって、マネージャーって、サポートするって、誰かの何かを利用するものじゃないでしょ？」
スポーツ界は厳しい世界だ。
下を向いたやつから蹴落とされる。
この氷帝でも、その厳しさと激しい闘争に淘汰されてしまった人がいたはずだ。
けどね、でも、それは違うでしょ？
戦うためにテニスをしているわけじゃない。
誰かを蹴落とすためにテニスを始めたんじゃない。
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白銀水龍(プロフ) - かなり久しぶりの更新です！ありがとうございます！これからも更新復活できるように頑張ってください。応援しています！ (2018年11月20日 7時) (
レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください！ (2018年6月11日 17時) (レス) id: dde960ea55 (このIDを非表示/違反報告)
ウララ(プロフ) - ポイレリロさん» ポイレリロさんお久しぶりです！！番外編中に続編にいってしまうという(たぶん)前人未踏なことしちゃいましたwコメントありがとうございます！また頑張れそうです！´ω`* (2015年7月28日 20時) (レス) id: c014f62849 (このIDを非表示/違反報告)
ポイレリロ(プロフ) - ウララさん！！ポイレリロです！(覚えてますかね…)続編おめでとうございます！更新頑張って下さい！ (2015年7月26日 16時) (レス) id: 892bf95c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ x他2人 | 作成日時：2015年7月26日 15時
