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田中「あの時の宝生さん、凄くかっこよかったですわ。私、感激してしまって。後でお話をしたいと思っていましたのに、宝生さんったら全く教室に来てくれないんですもの。｣
山本「いいね。初対面の相手にそこまで啖呵を切れるなんて、宝生さん大物だ｡」
日吉「先に下剋上されてんのはいい気がしねぇ。」
貴女「は、はあ…。」
私は貶されてるの？褒められてるの？ねえどっちなの！？
田中「でも、今回グループ創作に参加されたということは、私たちとお近づきになりたいって思ってくださったからなのでしょう？私嬉しいですわ！」
貴女「いや、これには色々あって。ひっ」
や、やばい！！先生の視線を感じる！！
そして、
田中「色々？色々考えてくださった結果、参加をご決断されたのですか？やっぱり嬉しいですわ！」
田中さんあなたこんなにも純真だったの！？眩しい！！目がキラキラして眩しい！！こんな子にとてもじゃないけど授業担任に脅されて不本意に参加したなんて言えない！！とてもじゃないけど言えない！！
日吉「……」
日吉くんは、薄々気付いてる…。視線がお前も大変だなって同情してる！！そんな哀れむような目で見ないで！！悲しい！！私が悲しい！！
山本「あのさ、そろそろ劇の内容決めないと。あの先生出来ない奴には容赦ない愛のムチをくだすから。」
ナイスだ山本くん！！
田中「あら、ええ。そうですわね。ええと、劇の題は「思春期の子どもとその両親」だったわね。、、、なんてシビアな題を本人達に出すのかしら、あの先生…。」
あっ、田中さんでもやっぱりそれ思う？だよね！私だけじゃないよね！なんか親近感！
山本「とりあえず、思春期の子どもは日吉な。」
田中「ええ、適任ね。」
日吉「は？」
貴女「ふっっ！！！」
わかる…っっ！！！分かるよそれ！！！！！日吉は思春期って感じだよね！！！！！理解し過ぎてやばい！！！！
日吉「いや、もっと普通の…」
山本「田中さんはお母さんだね。」
田中「あらそう？なら、山本くんはお父さんね。」
山本「それでいいよ。えーっと、残りは…宝生さん、日吉の妹ね。小6の。」
日吉「ふっ」
貴女「はっ！！！？えっ、ちょっと待って、思春期の子ども1人じゃないの？？！」
日吉は片手で口元を抑えて必死に笑いを耐えている。くっそ覚えとけよこのやろ…
山本「うん。基本4人での創作だから。」
う、嘘でしょ…
山本「じゃ次にセリフを…」
未だに日吉は咳き込みながら笑いに耐えていた。
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白銀水龍(プロフ) - かなり久しぶりの更新です！ありがとうございます！これからも更新復活できるように頑張ってください。応援しています！ (2018年11月20日 7時) (
レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください！ (2018年6月11日 17時) (レス) id: dde960ea55 (このIDを非表示/違反報告)
ウララ(プロフ) - ポイレリロさん» ポイレリロさんお久しぶりです！！番外編中に続編にいってしまうという(たぶん)前人未踏なことしちゃいましたwコメントありがとうございます！また頑張れそうです！´ω`* (2015年7月28日 20時) (レス) id: c014f62849 (このIDを非表示/違反報告)
ポイレリロ(プロフ) - ウララさん！！ポイレリロです！(覚えてますかね…)続編おめでとうございます！更新頑張って下さい！ (2015年7月26日 16時) (レス) id: 892bf95c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ x他2人 | 作成日時：2015年7月26日 15時
