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「松村くんはヤバくなんかないよ。

松村くんの言う通り、ストーカーされてる。


ありがとう、声掛けてくれて。」



「俺、ラッキーです。Aさんが怖い思いしてるところ、申し訳ないし不謹慎ですけど、Aさんと2人でご飯食べられて、嬉しいです。

これからは俺と一緒に帰りましょ?」



「ありがとう、でも松村くんに迷惑掛けるわけにいかないから。」



「迷惑じゃないです。光栄です。」



「松村くん、、、。」



私は結局、松村くんを頼ることにした。


家へまっすぐ帰ることもあるし、寄り道して2人で帰ることもあった。


松村くんと帰ってもやっぱりストーカーは続いていた。



松村くんには言ってないけど、被害は大きくなっていて、家のポストには自分が写った写真が大量に届いたり、会社にまで手紙が届くようになって、


その写真や手紙を目にするだけで、冷や汗が出て、クラクラして、そろそろ会社か警察に相談しようか考え始めた。



「Aさん?大丈夫ですか?」



「松村くん、どうしたの?」



「係長が呼んでますよ!」


松村くんがこっそり教えてくれて、係長の元へ向かった。











そして、今日の仕事も終えて、帰る時間。


今までは帰りの時間が待ち遠しかったのに、


帰路に着くのが辛い。




「帰りましょ。」


松村くんに促されて、会社を出ようとするけど、
どんどん足取りが重くなってしまう。



「Aさん!!」



松村くんの声が頭に響く。私は息が苦しくなってその場に蹲ってしまった。



「1度会社に戻りましょう。」


松村くんが支えて立たせてくれた時だった。




「お前たち付き合ってんの?」



その声の主は、私に恐怖心を植え付けた、犯人(ストーカー)だった。




「行きましょ、Aさん。」


松村くんはその声を無視して、会社の中へ足を進めようとする。



「俺に言ったろ!今は誰とも付き合う気がないって。」


さっきよりも大きな声で、罵声を浴びせられた。




私は、首を振るけど多分見えていない。



「あの、俺はAさんのこと好きですけど、


付き合ってません。Aさんの気持ちが俺と同じ気持ちになるように努力しているところです。」



松村くんは私のことをギュッと抱き寄せてくれた。

それは、好意を寄せてって感じではなくて、

俺がいるから大丈夫だよ。と言ってるような、


安心感でいっぱいだった。

▽→←黒×同僚×ストーカー



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わん(プロフ) - 滴さん» 細かい所まで読んで頂きありがとうございます。 (2021年2月17日 21時) (レス) id: 9bd4ec93f8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした。。。 (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ50のここの部分 「ほっくん開けて。」なんてペットボトルを差し出し、珍しく甘えくる○○←名前 これてが抜けてませんか? 正しくは甘えてくるではないんでしょうか? (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ49のここの部分 目いつぱいに涙を貯めて、ちょっと瞬きしたら零れてしまうほど。 これ正しくは目いっぱいに涙をではないんでしょうか? (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血のここの部分 「おはよー」って、言ってくれるだけで様子がおかしいのは明らか。 これ正しくは言ってくるだけでではないんでしょうか? (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月17日 20時

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