黒×同僚×ｽﾄｰｶｰ ページ41
〖SCENE〗
＊黒くん
＊同僚(黒くんの先輩)
＊ｽﾄｰｶｰ被害、、、
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私の足音に重なる足音。
ここ数日そんな日が続いていたけど、今日は仕事でトラブルが起きていつもより3時間ほど退社時間が遅くなったのに、、、。
いつもよりも人通りが少なくて恐怖心が増す。
相手のことは特定できていて、知り合いであることも分かっているから、警察に相談できずにいる。
次第に足音が近づいてきて、走って追いかけて来ていると思うと怖くなり、足が止まってしまった。
「Aさん、お疲れ様です！今日のトラブルはお手上げでしたね！」
「あっ、松村くんか。」
「え、Aさんどうしたんですか？」
「どうもしてないよ？」
「だってその手、苦しいんですか？」
無意識に胸元にあった手を指さして言う松村くん。
「そんなことないよ、早く帰ろう！」
「そんなことなくないですよね？手震えてるし、悲しそうな顔してます。
そこのカフェ入りましょ？ね？」
って、そのまま松村くんに寄り添われながらカフェへ入った。
カフェの暖かさと、コーヒーの香りに包まれて安心する。
ソファに座らせてくれて、松村くんは目の前に座った。
「何飲みますー？」
メニューを見つめる松村くんの表情は仕事中とは違くて無邪気だなって思っていたら、
「このホットサンド美味そ〜、俺晩飯済ませていってもいいですか？
あっ、こっちのカレーも美味そ〜、迷うな〜。
2人ではんぶんこしません？」
私に途中で聞いてきたくせに、私の返事を待たずにどんどん事が進んでいく。
「うん。はんぶんこしよ。」
私の返事に「やった！」って小さく喜んでいる。
店員さんに私の分も注文してくれて、ほんとに出来た後輩だ。
頼んだメニューが揃い、食べ始めて少しすると、
「で、どうしんですか？」
もぐもぐと口を動かしながら聞いてくる松村くん。
「何でもないって。」
あまりにも可愛らしく聞いてくるから、ｽﾄｰｶｰのことなんてどうでも良くなって、今この瞬間が新鮮で楽しくて暗い話題なんてしたくなかった。
「ストーカーされてるとか？」
松村くんは箸を止めて、そう聞いてくる。
「何で、それを、、、」
「会社出たら、Aさんの後ろを付けてる男がいて、動きが不自然だしペースも一緒だし。
Aさんが危ないって思って、声掛けました。
・・・これで、ｽﾄｰｶｰされてなかったら俺ヤバい奴ですね」
って小さく笑う松村くん。
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わん(プロフ) - 滴さん» 細かい所まで読んで頂きありがとうございます。 (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 9bd4ec93f8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした｡｡｡ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ50のここの部分 「ほっくん開けて。」なんてペットボトルを差し出し、珍しく甘えくる○○←名前 これてが抜けてませんか? 正しくは甘えてくるではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ49のここの部分 目いつぱいに涙を貯めて、ちょっと瞬きしたら零れてしまうほど。 これ正しくは目いっぱいに涙をではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血のここの部分 「おはよー」って、言ってくれるだけで様子がおかしいのは明らか。 これ正しくは言ってくるだけでではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピ | 作成日時：2021年1月17日 20時
