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私は昔から、暗く狭いところが苦手でメンバーもそのことを知ってくれている。
ライブの舞台裏はようやく克服してきたところだけど、完全に苦手はなくならなくて、
この前もドッキリ番組で、いきなり部屋の電気が落とされたと思ったら人の気配がして、
いつの間にか過呼吸状態。
電気が着けば芸人さんが近くにいて
腰を抜かしてしまい、その映像はお蔵入り。
スタッフの手違いで私に掛けられたドッキリだったみたい。
マネージャーはドッキリの企画書を頂いたときに内容変更を依頼していたのに当初の内容のまま勧められてしまった。
そんなことがあったばかりだから、余計にメンバーも心配してくれて、
電話越しに励ましてくれる。
高地くんもずっとずっと「大丈夫、大丈夫」って。
その言葉を聞き続けても、乱れて苦しくなる呼吸と、震える身体に自分が情けなくなって、
涙まで零れてきてしまう。
「エレベーターから出れたら、すぐに帰ろう。
俺たち準備しておくね。だからあと少し頑張れ！」
って、大我くんは優しく声を掛けてくれて電話は切られた。
「泣かないで。」
って高地くん。ギュッと抱きしめてくれた。
「ごめん。俺たちメンバーなのに。こんなことして。でも今、Aの不安小さくするにはこれしか思い付かない。」
そんな高地くんの言葉に私は高地くんの背中に手を回した。
しばらくして、エレベーターから救助されて、
明日もメンバーみんなで仕事で地方に向かうため、
今日はホテルへ戻る。
またエレベーターに乗らなくちゃいけなくて、
エレベーターが来ても足が動かない。
「A、乗ろ？じゃないと15階まで階段昇ることになるよ？」
高地くんはそう言って手を握ってくれた。
メンバーは、冷やかしてくるけど今日は高地くんに甘えて手を握り返した。
メンバーとなら怖いこと、嫌なこと、苦手なことも全部乗り越えられる。
fin...
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わん(プロフ) - 滴さん» 細かい所まで読んで頂きありがとうございます。 (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 9bd4ec93f8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした｡｡｡ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ50のここの部分 「ほっくん開けて。」なんてペットボトルを差し出し、珍しく甘えくる○○←名前 これてが抜けてませんか? 正しくは甘えてくるではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ49のここの部分 目いつぱいに涙を貯めて、ちょっと瞬きしたら零れてしまうほど。 これ正しくは目いっぱいに涙をではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血のここの部分 「おはよー」って、言ってくれるだけで様子がおかしいのは明らか。 これ正しくは言ってくるだけでではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピ | 作成日時：2021年1月17日 20時
