ミ☆星のお姫さま☆彡 (ページ11)

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次の日も学校に行くけれど、学校は楽しくない。

昨日3人と楽しい時間を過ごしたから余計に。

学校は休みがちだし、クラスが一致団結する
体育祭も見学ばかり。

修学旅行も体調を管理するのは難しいと
学校から断られるから行ったこともない。

だから特別仲の良い友達もいなくて、

クラス替えのときになんとなく友達ができて

なんとなく同じ時間を過ごしていだけだった。

そしてなんとなく1日が終わっていく。

家に帰って、ベッドにダイブする。

私もみんなみたいな楽しい学校生活を送りたい。

みんなみたいに放課後には部活をしてみたい。

人を好きになって、みんなと恋愛の話で盛り上がりたい。

そんなことを思っていると、

昨日のファミレスでおもしろかった話と、

北斗くんと並んで歩いたことを思い出した。

しばらくそんなことを考えながら、

ベッドに寝転んでいると、いつも鳴らない

私のスマートフォンがメッセージ受信の

合図を知らせた。

お母さんからかな？今日も夜勤で帰れないとかそんな連絡かと思いながら見てみたけど、

北斗学校終わった?

少し前まで頭の中に浮かべていた彼からのメッセージだった。

A終わったよ～

私がメッセージを送ると、

ちょっとずつだけど、たわいもないやり取りが始まった。

誰かの連絡を待つのにこんなにワクワクしたのは

初めてかもしれない。