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過去最高でお星様の色が着くのが早かったです。皆様本当にありがとうございます。
感謝感激ひなあられ。
―――――



「…ばぁ、はああああっ………」

「センラ落ち着いた?」

「あ、あんん。だひしょうふバビべガっ、ごべはば、ゲハッ!!!」

「ああもうちょっと飲む速さ考えて!!!」


あれから少したち、今は怒って叫びすぎてしまい喉が一時的にやられたセンラを座らせて水を飲ませているところだった。


まーしいが、もしも脱水症状で倒れたらいけないからと二人分の水筒らしきものを持ってきていたそうで、すぐに用意できた水をセンラに飲ませる。


俺のひとつのサボりから、こんなことに繋がるなんてな…
とでも思いながらシラケた顔でセンラのことを見る。

ただ、センラはさっきからずっと水筒に食いついているみたいなので気づいていなさそう。ちえっ。



「………ああああっ、はあああっ、すうぅぅぅぅ……死ぬかと思ったああ…」


落ち着かせ方がすごい独特。
まぁでもそんな事をいちいち言ってられないので、まーしいと共にセンラの背中をさする。

まーしいはあれだけ遠回しにセンラのことディスってたのにめっちゃ心配そうにしてる。情緒不安定かよお前。


「…大丈夫?」

「溺れ死にそうになりました」

「そんなしょぼい理由で死ぬなよ。喉は大丈夫そう」


水筒から口を離し、とりあえず言葉を発することができることを確認したセンラは、次は色々な高さの声を出してかすれていないか確認していた。
なんだよ気にしてるじゃんか。伊之助のことを反面教師にでもして学べよ。



綺麗な声が出て安心しているセンラを横目に、俺はセンラに言われた事を思い出していた。

いやまあ、多分行動と迫力と圧力あたりは善逸への怒りなんだろうけど。理不尽。
後で腹パンでもしとくか、善逸に。


……でもな。確かに自分で努力できるかって言われたら、ちょっと違うんだよな。
そりゃ自分でもここが出来ないとか、そういうのはわかってた。

でもまーしいは、
『もっと根本的なところから間違ってる、坂田にはこれが足りない』
みたいなことを見抜いて俺に言ってくれた。

センラだって、ほぼ初見に近い状態でカナヲちゃんに勝ったかなり凄いやつだ。

しかも戦力的には呼吸法が使えないわけだから俺たちより低いのに、俺達と対等に、いや、それよりも前にいるかもしれない。



……迷惑かもしれないけど、多分俺は自分では直せない。






二人に教えてもらう事は、できるのかな。

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きのこの里(プロフ) - コメント失礼します。もう更新する予定は無いのでしょうか…?出来れば無理しない程度に更新してくださると嬉しいです…! (2022年8月31日 1時) (レス) @page21 id: b722612dff (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます! (2020年12月28日 14時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
空き地 - 初コメ失礼します!読んでいてとてもおもしろいです!無理はせず頑張ってください! (2020年7月12日 21時) (レス) id: e153c44a3c (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん(プロフ) - haru☆さん» またコメントありがとうございます!ただいまです!これから少しずつですが更新していくので、ぜひぜひ見ていってください! (2020年6月10日 16時) (レス) id: 51416204c7 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 待ってました〜!おかえりなさい! (2020年6月10日 13時) (レス) id: e37ae2e853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:筆ペン屋さん | 作成日時:2020年5月8日 13時

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