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76話 ページ26

歩きながら事情を聞けば、なるほどな。
どうやら、ロリがロリを召喚したらしい。

軽く自己紹介まで済ませ、共に所長捜しにでる。


「えっと、葵さんはどうしてここへ来たんですか?」
「そうね、それは私も聞いておきたいわ。」

「かわいい女の子からお願いされたら話すしかないわな…うんうん」

と、頷けばエマちゃんからの絶対零度の視線が怖い。
いやなぜ、俺なんか怒らせた?!


「まあ街で勧誘されたってのもあるけど、親友がここにいんだよ。平気で無理するようなやつだから心配でさ…まっ、そんな感じ」

「街で勧誘されて普通、そんなひょいっと人理修復しようとか思考が謎だよ!!葵さん!!」

「頭のネジがおかしい方なのかもしれないですね〜」

「ちょっと、ルビー!!失礼だよ!!ちょっと、それは私も思ったけど、口にだしちゃだめ!!」


いやいやイリヤちゃん、君も口にでちゃってるからさ…地味に傷ついたよ、お兄さんは…。
と、溜息をつけばどこかスカッとした顔のエマちゃん。

なんとなくわかってきたわ、イリヤちゃんと仲良くすると機嫌が悪くなるんだな、と認識すれば、しゅぱっとアホ毛のように立つ彼女の髪に驚く。

えっと、電波かなんか受信されておられるのだろうか…

と、彼女に視線をむければ、すごい目で見られてた後、目が合えばにこりと微笑まれる。
…彼女のことは姐さんと呼ぶことにしよう。


「でも…親友のために、って姿勢は良い姿勢だと思うのだわ」

「エレちゃん…!」

「葵さんの親友さんってどんな人なんですか?」


と見上げるイリヤちゃん。かわいい…お兄ちゃんが肩車してあげようか…。

思いつつも、姐さんにすごい視線でみられたので、諦めて親友…もとい、樹について話しながら歩みを進める。
話せばいろいろあったなと思うわけだが、そういえばいい加減、椿ちゃんとはどうなったんだろうか。


「この部屋かと思います…」
「すごい!エマわかるの?!いわれるまで全然わからなかったよ!!」

「どうもっす。新入り二名とそのサーヴァント入りまーす」

と、扉を開けば「心の準備がっ」と俺の背後に隠れるエレちゃん。かわいい。


「って…おっ、樹、早速会えたな。今日はついてるな、俺!」

俺を見て予想通りの反応をみせる樹と、その隣に座るスーツが似合うイケてるお兄さんの輝く瞳が印象的だった。


今日をもって、俺はカルデアのマスターとなった。

ーー
なめこ

続けなくても大丈夫です。
続きはお任せします!

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玲乃音(プロフ) - 編集しても大丈夫ですかね?なんか大騒ぎしているみたいですけど……(=∀=) (2019年10月19日 17時) (レス) id: c000802a3c (このIDを非表示/違反報告)
茶碗むす(プロフ) - 更新終わりました!時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。 (2019年10月19日 14時) (レス) id: f0f73c9d9c (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - 茶碗むすさん» むしろ突然絡みに行ってしまってすみません;続き引き受けてくださりありがとうございます。よろしくお願いします! (2019年10月19日 10時) (レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
茶碗むす(プロフ) - 私と絡んで頂きありがとうございます!流れで更新しますね! (2019年10月19日 9時) (レス) id: f0f73c9d9c (このIDを非表示/違反報告)
なめこ(プロフ) - とりあえず2話分更新しました。流れとか特にないので続きはどちら様かよろしくお願い致します。 (2019年10月19日 0時) (レス) id: fc59f5796d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麦茶 x他7人 | 作者ホームページ:なし。  
作成日時:2019年10月10日 19時

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