僕らのファジー理論Ⅱ【短編】 (ページ10)

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『ふふっ…確かに。将志、戻ってきたの…？』

「あー、忘れ物したから戻ったら、Aが神里と話してて…あの、ごめんなA」

『え…なんで謝るの？』

急な謝罪に私は戸惑う。

「仕事場だからっていう当てつけでAに素っ気なくしたり話したりせんかった。でもやっぱ他の奴と親しく喋ってると、し…嫉妬してしまうわ」

歯切れ悪くそう話す将志。

その言葉を聞いて思わず私はその場にしゃがみこむ。

『な、なんだあ……』

「A…！？」

『将志、私と喋るのめんどくさいのかと思ってた…。安心した』

にへらっと私は笑う、それを見て釣られたように将志も笑った。

「あっ、でも、神里は要注意やで！俺もめっちゃ絡まれてたらすぐ助けに行くから！」

そう言い、ブンブンと肩を回す将志。

『アハハっ！大丈夫だよ。

私も将志が特別だからっ』

《素直に》～END～
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長い日が空いてしまいすみません…！
リクエストありがとうございました ✲*ﾟ
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