プラネタリウムに憧れた ( Sushiramen Riku ) (ページ26)

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スニーカー履いてデートしよう4 ページ26

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当日、目覚ましよりも早く目覚める。
そこに彼からの着信。

りく『もしもし？』

｢おはよう、りくくん｣

りく『おはよ。今から家、ひとりで来れる？』

｢……た、ぶん｣

りく『不安だね～笑、迷ったら迎えに行く』

｢お願いしますっ｣

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りく｢さあさ、はいってはいって～｣

あの日のおつかい以来のりくくんの家。

りく｢ん、なんか今日服のチョイス違う？｣

｢あっ分かった？そらくんとエイジくんに選んでもらった服なの｣

正確に言えば意見をもらっただけなんだけど。
あの後、結局ふたりは服選びに着いてきてたのだ。

りく｢えいちゃんにあったの？｣

｢たまたま、ばったり｣

りく｢へぇー、さすがえいちゃん達だね。｣

｢……。｣

りく｢…どしたのA？｣

｢なんでもない。お邪魔しますっ｣

一瞬、嫉妬してくれるんじゃないかと期待していた私がいた。

きっとエイジくんに言われたことを引きずってる。
自分だけ特別扱いされてるなんて、どこかで自惚れてたのかもしれない。

そんなはずあるわけないのに。

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