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だから笑えよ乙女3 ページ22
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後日、大学の最寄りの駅で彼を待つ。
りく｢おはよ、ほんとにAさんの言った通り今日は快晴だね。｣
｢おはよう堀内くん。あ、寝癖ついてるよ｣
りく｢えっ…マジ、どこ？｣
｢えっと、ここっ｣
私は背伸びして、堀内くんの頭のてっぺんを指さす。
りく｢ホントだ。…てかこれ、アンテナみたいじゃない？｣
｢あはっ、確かにっ！｣
りく｢ふふっ、…ねぇAさん｣
｢ん？｣
りく｢A、って呼んでいいかな…？｣
｢もしかして堀内くんずっとそれ気にしてた？｣
堀内くんはゆっくり頷く。
りく｢そらくんとかみっくんは普通に呼んでるのに俺だけ………｣
｢じゃあ、私もりくくんって呼んでいいかな｣
りく｢うん…。いやむしろそっちがいい！｣
｢ふふ、じゃありくくん｣
りく｢な、なに…A｣
｢早く大学行こっか｣
｢え？……ちょっ！｣
私は焦る彼の手を引っ張って大学へ走った。
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作者名：いろは | 作成日時：2019年4月22日 15時
