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総統室をと出て長い廊下を歩く。アリシアには着いてこなくてもいいと言ってある
コツコツと靴の音が静かな空間に響いた。ふと、窓から外を見ると訓練場が見えた
そこにはゾムと鬱、シャオロン、コネシマの4人がいるのが見えた。暫く見ていると視界の端で何かが反射しているように思えた
右に避けるとその途端、先程まで居た場所に凄い速さでナイフが刺さった。思わず息を呑むと下から声が聞こえた
「 A、！？怪我してない！？ 」
シャオロンが大きな声で問い掛けてくる。Aはそれを聞いて頷く。そしてゾムは下に来るよう言った
ナイフを壁から抜いて下に降りた
「 … 」
コネシマは無口だった。
✽✽✽
「 お呼びでしょうか 」
「 スマンな！気配がしたもんやからつい投げてもうたわ！！ 」
「 いやゾムそれあかんやつや。しかもAちゃんはもっとアウトや 」
コントのように話している2人を横目にシャオロンはAに話しかけた。
「 ていうか、怪我してないってことは避けたんか？ 」
「 …ええまあ。ちょっとした殺意を感じたので 」
話していると先程まで煩かった2人が静かになっていることに気が付いた。そう思っているとゾムに急に肩を掴まれる
「 俺と模擬戦やろや！！ 」
「 は？ 」
コネシマから低い声が出た。ゾムはそれに気付かず話していると鬱がそれにビビり散らかし、ゾムの体を叩く
流石にゾムも振り返った。そしてコネシマの顔を見ると少し焦る。
「 シ、シッマさぁん。1回だけですやん？？ 」
「 ええっと…1回だけなら私は良いですよ 」
「 ほ、ほら！Aも言ってるやん！な？1回だけ！ 」
「 ……ま、ええわ 」
コネシマからその言葉を聞くとゾムはパァァァっと笑顔になり、子供のように騒いでいた
「 Aちゃんは模擬戦したことある？ 」
「 はい 」
「 んじゃ、簡単な事だけ言うな。降参か戦闘不能になったら終了や。模擬戦ではこのゴムナイフを使ってな〜 」
そう言って鬱からゴムナイフを受け取る。ゴムだから柔らかいと思っていたが、意外と硬め。死なない程度な硬さだった。
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あまね(プロフ) - いやああああすき (11月6日 15時) (
レス) @page25 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - うぉー！！ついにknさん登場！！ここから更に楽しみが増えたぜぇ…。自分のペースでの更新引き続き頑張ってください！！ (2023年1月22日 9時) (レス) @page11 id: d286af4d42 (このIDを非表示/違反報告)
なっつー - よっしゃー！！ついにknさんが出てきた！この作品とても素晴らしいです！お身体を大切にして頑張ってください！応援してます(*≧∀≦*) (2023年1月21日 23時) (レス) @page11 id: 86218e5349 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 初見です！とても面白いですね……！こういうお話大好きです！次の更新も楽しみに待ってます！！ (2023年1月19日 20時) (レス) @page6 id: d286af4d42 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - めちゃ面白いですね!続き楽しみにしてます! (2023年1月19日 16時) (レス) @page5 id: 61bcdcd8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なななな。 | 作成日時：2023年1月17日 22時
