シャイな彼【赤】 (ページ10)

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ちゃんとAちゃんが家に入ったことを確認して急いで電話。

相手はもちろん

「流星！！なぁ！！」

「なに？」

「めっちゃ可愛かった…」

「それいつも聞いてるんやけど」

「今日家送ってん！！家もそんな遠くなかったしそんで一緒にフラペチーノ飲んでほんまあー！！！！」

「急に叫ばんといてくれる？しげまだ外やろ？変な奴。」

相変わらず塩対応な流星。

小瀧はちなみにバイト中。

濵田先輩はちょっと邪魔だったけどまぁそのおかげで話せたようなもんやし感謝はしとる。

一緒に帰ってみて思ったけど俺って思ってるより好きなのかもしれへん。

「まぁ詳しいことはまた明日話すけどほんま今日絶対寝れへん…」

「じゃあ俺寝るから」

「はぁ？まだ6時やのに何寝ようとしてんねん！嘘通用せんで！？」

「しげ絶対これ以上進展なさそうやもん。」

今の聞きましたか皆さん。

友人の幸せを邪魔するかのように(してない)進展なさそうって！！

でも間違ってはないから何も言い返せへん。

「しげ落ち込んでるんか？」

「んなわけないし！！」

「まぁ頑張れ」

「飴と鞭異常やねん！！」

「そう？」

「あ、あとな！！今思い出したんやけど……ああ！！！！流星切りやがった！！！！」

話の途中やのに平気で切るマイペース男。

なんであいつがもてんねん！！