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「しげも素直じゃないよな〜」


「うるさい!」


「Aちゃんだっけ??1回も話したことないなんて」





可愛すぎるのが悪い。


たまに目も合うし話す機会がなかったわけではない。


いざとなると緊張するし可愛いし。





「こんなんじゃニコニコ天使ちゃんなんて言えへんな」


「別に普通に話せるし」


「俺らの方が先に接触できそうやわ」


「そんなんしたら殴んで!?」





勝手にきれてるけど俺にはそんな権利はない。


小瀧と流星に話しかけられたら1発で落ちると思う。


それより先に話しかけて仲良くなっとかないといけない。





「あ、Aちゃん」


「え!?うわ、ほんまや…」


「望話しかける?」


「あ、そうする?」


「お前らちょっと待てや!」





こそこそ言ってるけどめっちゃ聞こえてるし目がギラギラしてる。


小瀧と流星はAちゃんの方に歩み寄ったため俺もついていった。





「よく可愛いとか言われへん??」


「めっちゃモテるやろ!?」


「別にそんなん…」





近くで見たけどほんまに可愛い。


また目が合ったけどそらさずにそのまま見続ける。


軽く手を振られて動揺したがそのあとちょっと手を振れば優しく微笑まれた。


これぞニコニコ天使ちゃんや。

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作者名:春花 | 作成日時:2018年4月15日 22時

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