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「緊張する」
「普通に望に会うだけやん」
「普通ができなくなってる」
夏休みも順調に過ごし夏祭りの日に。
重岡も背中を押してくれたし言うしかない。
とか思いつつ緊張して言えない自分もいる。
「はよ行ってきや。望待ってるで?」
「わかったよ」
「いい報告待ってるわ」
「プレッシャーやめて」
待ち合わせ場所へ行くとすでに小瀧くんは待っていた。
足も長くモデル体型だから何着ても似合うとは思っていた。
私服ほんと似合うな。
お世辞でも私服のセンスはすんごくあるとは言えないけどなんでも着こなせていてうらやましい。
「小瀧くん、お待たせ」
「あ、Aちゃん。わざわざ誘ってくれてありがとうな。」
「こちらこそ急な無茶なお願いなのに」
「全然ええよ。でもさすがやな。兄妹そろって私服はハイセンスやし」
「そうでもないと思うけど」
「まぁ混む前にはよ行こっか」
屋台がたくさん並ぶ道へ入った。
今は夕方だがもう割と人はいる。
それもまぁ想定内だけど。
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青桃はるたん - 作り直したんですね!すごく面白くて、続きが楽しみです!!これからも更新頑張ってください! (2018年2月8日 17時) (レス) id: a52e34ecc9 (このIDを非表示/違反報告)
神山りり(プロフ) - めっちゃ面白いです!!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2018年2月6日 16時) (レス) id: 7cb4cb72df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春花 | 作成日時:2018年2月5日 17時