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お風呂を上がって冷たいサイダーをごくりと流し込む。
肩からタオルをかけてまだ濡れた髪をわしゃわしゃと拭いた。
ママは帰りが遅くて大体私が寝たあとに帰ってくるから、夜は自分だけの時間を満喫できる自由な時間だ。
といいつつも少し寂しい時間でもある。
ベランダに出てなんとなく星を見上げる。
隣のベランダがガラガラ…と開く音がして、今日はラッキーな日だと喜んだ。
隣もこの時間に開く人は1人。
『翔太？？』
痛っ！と声とどこかにぶつける音がして驚く。
それとともに思わず笑ってしまった。
『大丈夫？』
「お前さー、急に声かけるなよ〜。」
「びっくりしたじゃん。」という声がして、驚いてぶつけたんだと思うと笑えてしまって怒られる。
それから学校の話とか、翔太の友達の樹くんがどうのこうのとか、くだらない話しをした。
「そろそろ入ろーぜ。」
寂しいな、なんて言えないけどなんとなく名残惜しいのが伝わったのかな。
「なに、一緒に寝る？」
フッと笑う声が聴こえて
『ばーか、おやすみ！』
ってまたまた照れ隠し。
「ばかはAな。
ちゃんと髪乾かして寝ろよ。」
ベランダが開く音がして私もベランダを開ける。
『え、なんでわかったの？』
「え、まじで乾かしてないのかよ、風邪ひくぞ。」
いつも部屋に入るギリギリまで話すのが私達。
仲いいじゃんか、なんて自分でも思う。
「じゃーな。おやすみ。」
『うん。おやすみ。』
バタンと音が聞こえて、私も部屋に入る。
朝も帰りも翔太に会えた。
幼馴染の特権？
できれば幼馴染なんて早く辞めたいのに、結局私は幼馴染をフル活用してるんだ。
ピコンっという音と共にスマホのディスプレイが明るくなる
翔太:ちゃんと鍵閉めろよ
映し出された文字に思わず広角が上がる。
鍵を占めてドライヤーをしてベッドに潜り込んだ。
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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります！！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (2020年1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (2020年1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2020年1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しちゃん | 作成日時：2020年1月4日 1時
