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樹「あのね?Aちゃんのこと心配するのとか、考えるのとか、Aちゃんのためにすることは何も迷惑にならないの!!」









そんな樹くんの言葉が嬉しくてつい上がる口角



弱った心がじんわりと暖かくなって少し目が潤んだ。








樹「だから遠慮しないで言って?って俺めっちゃ恥ずかしいこと言ってない?!やばい恥ずい、」








「どうしよ、次会うときめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、やべえ」と電話の向こうで焦る声が聞こえて、なんだか可愛くてつい笑ってしまう。









樹「ちょっと!なに笑ってんの!」







『ごめんごめん、嬉しくて』







樹「それはよかったけど…あぁ、もう寝よ!!ちゃんと寝るんだよ!明日話し聞くから」









ナチュラルに明日の約束もして通話を終えた。




少し軽くなった心と安心で、その日は久しぶりによく眠れたと思う。









その後、樹くんが風磨先輩に聞いたところ美香さんが関わっていることが判明。









美香さんが私の事を






"めちゃくちゃ軽い女!欲求不満解消にぴったりだよ!"



とたくさんの先輩に紹介しているらしい。









風磨先輩からはすごく謝られた。







風「いや、こんな純粋な子だとは思わなくて!つい美香の同類だと…まじごめん!!」





樹「まじでお前、もうそういうのやめろよ。ちゃんとAちゃんに謝れ!!」





風「おいお前、一応俺先輩だから。ごめんねAちゃん。」









樹くんはすごく風磨先輩に怒ってくれて、美香さんにもすごく怒ってる。





美香さんがそんなに簡単に私を許すはずもなかったようで、私も流石に落ち込んでいた。





とりあえず、風磨先輩が美香さんの悪事を説明しておく、ということで落ち着いたが油断はできない。









翔太はなんでそんな人と付き合ったの?









ふとあの日のことを思い出して、頭がずきんと痛くなる。





『あの日みたいに助けに来てよ、翔太』







一人の部屋で呟いたそんな言葉は、誰にも届くことなく宙に舞って消えた。

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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります!! (2020年1月23日 17時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください! (2020年1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (2020年1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (2020年1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります! (2020年1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しちゃん | 作成日時:2020年1月4日 1時

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