98話 ページ48
とくんっ･･･と、鼓動が鳴った。
ジミンから受けた告白は、暖かいものだった。
暖かい手と優しい眼差し。
JM｢A･･･。｣
ジミンは、なにか惹き付けられるものを感じる。依存性、みたいな･･･
JM｢今すぐ答えはいらないから、僕のこと考えてみてね。･･･ジョングクが、Aに会いたがってたよ。｣
｢あ･･･そ、そうなの、わかった。｣
ジミンは私の指先にキスをして、にこやかにいなくなった。もうそろそろ私も真剣に考えなきゃ･･･
廊下を歩いていると、プチッと髪を結んでいたゴムが切れてしまった
｢あっ･･･｣
切れてしまったゴムを見つめて、なんとも言えない気持ちになる。
｢なにしてんだ｣
その声に振り向く。
｢･･････機嫌悪いの？ユンギ。｣
SG｢別に･･････いや、そーだな。悪いよ。お前に会えなかったからな。｣
｢そ、そう。｣
ユンギがそんなこと言うと思ってなくて、恥ずかしくなって俯く。なんか、いつもと違う･･･
SG｢･･････髪、下ろしてるのな。｣
｢うん。今ゴムが切れちゃったの。｣
SG｢俺、ゴム持ってる。結んでいい？｣
ユンギはそう言うと、私の後ろにたって髪に触れた。テキパキと髪をまとめていく感覚に、慣れてるのかな、とか考えてみたり。
SG｢･･･はい、できた。｣
｢あ、ありがとう･･････あれ？｣
そっと結ばれた紙に触れると、なにか固いものに触れた。
｢･･････この、ゴム｣
SG｢･････････お前に、似合うと思って、買ってきた。気に入らなかったら捨てていい。｣
頬を赤らめてぶっきらぼうにいうユンギ。自分で、選んでくれたの？
｢･･･ありがとう、大切にする｣
SG｢･･･ん。｣
一切合わない目線が、少し愛おしく思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むふ。(プロフ) - オチはゆんぎがいいです！！ (2020年4月28日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
もに - オチはジミンかテテがいいです！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: f74527ec32 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - ホソク希望です!!!全員のオチが見られたら1番嬉しいです…!何人かだけでも大変だと思いますが書いていたたげたら嬉しいです！頑張って下さい( 'ω' )/ (2020年4月22日 3時) (レス) id: 469a848160 (このIDを非表示/違反報告)
ちぴ(プロフ) - はじめまして(^^)テヒョン希望です。よろしくお願いします。 (2020年4月21日 3時) (レス) id: 9b3c6b24c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆも - ユンギ落ちがいいです！！ (2020年4月21日 0時) (レス) id: 16a0a29212 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アコ
| 作成日時：2020年4月7日 0時
