97話 ページ47
｢はぁーー･･･｣
『みゃ〜ん』
｢どうしたらいいのかなぁ｣
白い子猫を抱いて座り込む。
正直、私は若干みんなを避け気味になっている。
朝食は最近お腹が空かないからという理由で食べていないし、極力部屋にひきこもっている。
｢このままじゃだめだよね、でも、なぁ･･･｣
『みゃーぅ？』
庭の隅で子猫と遊んでいても、もちろん答えは出なくて。困ったものだ。
｢見つけた！｣
少し高めのその声に、ビクゥっと体が反応する。
ジミンだ。
｢あ、ジミン、おはよう･･･｣
JM｢ねえ、避けてるでしょ｣
｢え！？｣
ニコニコと私の隣にしゃがみ、｢かわいい〜猫！僕猫好きだよ！｣と撫でている。
怒っているわけではなさそう。良かった･･･
JM｢ねえ、僕が怖い？｣
｢え･･･怖くないよ？ジミン前もそれ聞いてきた｣
JM｢あはは、よく覚えてるね、
Aはいつも、怖くないよって言うんだ。｣
『みゃー』と、子猫がジミンの膝の上に飛び乗る。ごろごろと甘える子猫を撫でながら｢僕はね｣と私を見ずに行った。
JM｢Aが、怖いよ｣
｢私が･･･？｣
JM｢うん。いつか誰かのものになって、僕がAに触れれなくなって、ウェディングドレス着て幸せそうに笑っている君を見るのが、怖い。｣
子猫を腕の中から下ろすと、私の指先を握った。
JM｢A。｣
ふわふわ揺れるジミンの髪。
ジミンの顔は、真剣だった。
｢･････････はい｣
ざわざわと木々が揺れる音がするのに、まるで世界には私とジミンしかいないような、そんな錯覚がおきてしまう気がした。
JM｢すきだよ｣
私は初めて、好きという言葉を人から受け取った。
何も言えない私に、ジミンはただ微笑んでいた。
私の瞳から、なぜか涙がこぼれおちた。
『にゃぁ〜』
『みゃぁ〜』
白猫と黒猫は、2人寄り添って私たちを見つめていた。
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むふ。(プロフ) - オチはゆんぎがいいです！！ (2020年4月28日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
もに - オチはジミンかテテがいいです！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: f74527ec32 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - ホソク希望です!!!全員のオチが見られたら1番嬉しいです…!何人かだけでも大変だと思いますが書いていたたげたら嬉しいです！頑張って下さい( 'ω' )/ (2020年4月22日 3時) (レス) id: 469a848160 (このIDを非表示/違反報告)
ちぴ(プロフ) - はじめまして(^^)テヒョン希望です。よろしくお願いします。 (2020年4月21日 3時) (レス) id: 9b3c6b24c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆも - ユンギ落ちがいいです！！ (2020年4月21日 0時) (レス) id: 16a0a29212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2020年4月7日 0時
